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この浮遊感がたまらない ガルガンティア、ヤマトの世界を体験!Production I.Gブースレポ

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この浮遊感がたまらない ガルガンティア、ヤマトの世界を体験!Production I.Gブースレポ

 この浮遊感がたまらない ガルガンティア、ヤマトの世界を体験!Production I.Gブースレポ

 3月21日から東京・ビックサイトにて行われているAnime Japan2015。今年で第2回目を迎える本イベントだが、多くの企業のステージイベント、ブース出展展示がされている。本稿では、Production I.Gブースにて体験できるVRヘッドマウンテッドディスプレイ(以下:VR)「オキュラスリフト」を活用した体験コーナーの様子をお伝えする。
 
 ■VRを用いて『宇宙戦艦ヤマト2199』『翠星のガルガンティア』の世界を体験
 本ブースでは『翠星のガルガンティアーめぐる航路、遥か』のワンシーンを、リアルに作りこまれたチェインバーに実際乗り込み、体験することができる。筆者がブースに到着した頃には、既に長蛇の列ができており、ガルガンティアの人気とVRというものに対しての人気を垣間見ることができた。
 
 コンテンツ自体は、OVA『翠星のガルガンティアーめぐる航路、遥か』のワンシーンを完全に再現。作品内にて活用されていた3Dモデリングデータをやキャラクターのセリフを利用し、嵐の事故に巻き込まれてしまったガルガンティア船団をチェインバーに乗り込み、救出するといったものだ。筆者も実際に体験をしたのだが、映画内でのシーンが360度再現されており、視線(と頭)を右や左、下や後ろを見渡すと、きちんと作りこまれていた。特に嵐の中をチェインバーに搭乗して飛び回るシーンは、実際に飛んでいるような「浮遊感」を体験することができた。
 
 また併設して『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』のVRコンテンツも準備されている。こちらは劇中に登場する「桐生美影」という女性キャラクターが案内役として、ヤマト本体の外観をツアー形式で細部まで紹介をしてくれるといったものだ。こちらももちろん360度世界観が作りこまれており、宇宙空間での艦外ツアーをふわふわした気持ちで体験することができる。
 
 ガルガンディアは3台設置、体験時間は約3分間、宇宙戦艦ヤマトは1台設置、体験時間は約10分間となっている。
 ゲームのイベントではVRを活用したコンテンツが多く用いられているが、アニメイベントではまだあまり用いられていないためか、オキュラスリフトを装着後も頭や体を動かさずにいるユーザーが多く見受けられた。逆に、頭を動かせば画面の視線も動くことに気付いたユーザーはここぞとばかりに頭をぐるぐる回している様子だった。
 
 ゲームのようなインタラクティブ性は現時点ではあまり感じることはできなかったが、今後アニメ製作会社が提供していくVRコンテンツには注目したい。

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