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何十というインディーゲームが展示されていた今年のPAX East。その中で実際に触れたのは極一部に過ぎませんが、その中で筆者のベストを挙げるとすると本作でしょうか。
2012年に南アフリカのケープタウン(!)に設立されたインディーデベロッパー、Free Livesが制作する『Broforce』(ブロフォース)は兎に角、銃をぶっ放して戦場を制圧していくゲーム。マルチプレイで最大4人で一緒に戦っていきますが、こちらの火力も強ければ、敵の火力もかなりのモノ。撃って撃って撃ちまくる、的なゲームです。
16ビット的なドットで描かれたブロックベースのデザインの可愛らしいデザインは『テラリア』などを彷彿とさせるもの。デザインのクオリティは高いです。でも、一旦ゲームが始まると味方の攻撃や、敵の空対地ミサイルなどでズカズカ壊れていきます。崩れゆく地形を逃れながら進むのも結構大変。
基本的なゲームプレイはシューターで、味方は4人。敵はたくさん。敵は地上部隊の歩兵と、空からミサイルを飛ばしてくる奴らや、空挺部隊のように降りてくる奴らも存在。つまり沢山。そいつらを蹴散らしていき、戦場に星条旗を立てて自由をもたらす(Libelate)と勝利です。
PAX Eastでは2つのステージが遊べました。比較的易しい一面と、「殺しにいってるよ」と開発者が言うほどの難易度の二面。たまたま居合わせた筆者を含む4人の来場者で挑戦したのですが、全滅は10回は数えたはず。
ステージの途中で死んでも、星条旗を確保したり、囚われているキャラを救うことで、死んだプレイヤーも生き返るという仕組みがあり、「頼む~」という不思議な連帯感が出来ていきます。高難易度のステージでは「マジかよ、これクリアできんの?」という雰囲気もありましたが、最後は協力して何とかクリア。ハイタッチでゲームの素晴らしさを感じた次第です。
空中からの攻撃で結構理不尽とも言うような殺され方をするのですが、それでも何度もチャレンジしたくなるゲームプレイの楽しさは保証できます。現在「Brototype」と呼ばれるα版が公開されていますので、是非チェックしてみてください(ただし2012年10月のビルドなので結構変わってそうです)。
『Broforce』はSteamでの配信が予定されていて、Greenlightを既に通過。現在Steam Early AccessやHumble Bundleで予約受付中だとのこと。