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【旅ブログキュレーションメディアHUGLOG(ハグログ)より寄稿】
九谷焼窯元 九谷光仙窯さんに行ってきました。
看板が無いと普通の民家みたいですが、こちらの光仙窯は明治3年創業の老舗の窯元さんです。
【九谷焼とは】
呉須(ごす)とよばれる藍青色で線描きした後、赤・黄・緑・紫・紺青の5色(五彩)で絵の具を厚く盛り上げて塗る彩法。山水、花鳥、などを大胆な色彩で絵付けした力強い作風が多いのが特徴。
[金沢市HP]
10分位で制作工程を簡単に聞きながら、工房見学させていただきました。
こちらは、ろくろや鋳込を使い器を成形する場所。制作は同じ形の器を1人がつくる担当制なんだそう。
器を形にするための道具等。
作成した器を素焼きした後、絵付けの下地を塗って乾燥させる場所。この後、何度か窯焼きをしながら絵付けに入ります。
このカップ素敵! と思いきや・・・こちらのお値段は1客で十数万円。こんなカップで珈琲を飲んだら美味しさもひとしおですね。最後に、作品が展示されている部屋に案内され、そのまま絵付け体験をしてみました。
九谷焼の絵付けは3段階
1 線書きをして色を塗り、約800度で焼成(左)
2 更に色をのせて焼くと、絵の具が盛り上がってきて(中央)
3 760度で焼くと絵の具が五色彩と呼ばれる色に変化します(右)
こちらは五彩と呼ばれる基本色。絵付け体験では、1の下絵まで自分で描いて、その後職人さんに色付けしてもらいます。
お皿やグラス等の中から形を選び、
鉛筆で下書きを書いた後、筆で下絵を作成。
書きたい絵を持参して行くと、時間がかからずお勧めです。
筆書きに悪戦苦闘しながら、下手の横好き作品完成。後は色をこの中から指定すると職人さんが仕上げてくれます。
色は、きちんと決めてもイメージでもいいという事で。花弁を暖色系にして全体的に九谷っぽい配色にしてください・・とお願いしました。2か月後の到着が楽しみ。
[寄稿者:ruru*]
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