2015年2月15日、ラオス政府との友好関係を強化している京都市は、昨年11月に京都市動物園に到着した子ゾウの公開を28日から行なう事を決めた。
【その他の写真:門川大作京都市長とトンシン・ラオス首相。(2014年4月)】
公開する子ゾウは、ラオスから「日本とラオスの国交樹立60周年」を記念して寄贈され、京都市動物園で飼育中の4頭。
28日午前9時からゾウ舎で記念式典を行い、午前10時から公開する予定だ。
28日午後1時30分からは、京都市国際交流会館で、ラオスからバンコクを経由して移送にあたった時の体験談や4頭の個性を紹介するシンポジウムも行う。内容は「ラオスにおけるゾウの現状」(ラオス天然資源・環境省 森林資源管理局 局長代理 サイサモン・フォティサット氏)、「ゾウの繁殖に向けた調査研究の進捗状況」(ラオス国立大学林学部長 ハウンペット・チャンタボン氏)、「ラオスから日本へ-ゾウ移送の報告」(京都市動物園 生き物・学び・研究センター課長補佐 和田 清太郎氏)、「新ゾウ舎及び動物園にいるゾウの紹介」(京都市動物園 種の保存展示課 飼育展示・施設管理係長 柳本 博氏)など。
【編集:朝日音然】