社会そのほか速
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ホンダは、3月3日に開幕したジュネーブ・モーターショー 2015にて、欧州向け新型「シビック TYPE R」を発表。その開発車両がドイツ・ニュルブルクリンク北コースでテスト走行中に、7分50秒63という前輪駆動ハッチバック最速タイムを記録したことも明らかにした。
欧州で販売されている5ドア・ハッチバックの「シビック」をベースに、「レーシングカーのような高い走行性能を発揮するモデルとして開発」されたという新型シビック TYPE Rは、歴代TYPE Rモデル(NSX-Rも含む)で最強となる最高出力310ps/6,500rpmと最大トルク400Nm(40.8kgm)/2,500rpmを発生する新開発の2.0リッター直列4気筒直噴VTECターボを搭載。6速マニュアル・トランスミッションとの組み合わせで前輪を駆動し、0-100km/h加速5.7秒、最高速度は270km/hに達するという。
エクステリアは「高い走行性能に貢献する機能性と、スポーツモデルらしいアグレッシブさを備えたデザイン」を目指し、コンピューターを使ったCFD(数値流体力学)モデリングや風洞実験を繰り返して<
高速走行時の安定性と高いダウンフォース性能を実現するエアロダイナミクスを開発。車体底部を平らにするように配置された整流板と、リアバンパー下部のディフューザーにより、車体下部を流れる空気を効果的に流すことで高いダウンフォースを発生させるとともに、フロントバンパー下部のスポイラーとサイドスカートがリフト(車体を上に持ち上げようとする力)を低減させるという。
1年前のジュネーブで公開された「シビック TYPE R コンセプト」よりは控え目になったリアウイングは、高速走行時における空気抵抗の増加を抑えつつ最適なダウンフォースが得られるように注意深くデザインされ、特に高速コーナリングで高いロード・ホールディング性能を発揮するという。
空力性能と同時に開発チームが注力したのが冷却性能だ。フロント・バンパーの拡大されたグリルは膨大な空気をエンジン・ルームに送り込み、フロント・ホイールアーチの上に開けられたベントからそれを排出する。
高出力を確実に路面に伝え、爽快なハンドリングを実現するため、サスペンションには前後とも新開発の「アダプティブ・ダンパー・システム」を採用。4輪が独立して連続的に制御され、優れたロード・ホールディング性能を発揮すると共に、激しい加速や減速時にも姿勢をフラットに保ち、さらに日常的なドライブやクルージングの際には、より快適でしなやかな乗り心地を提供するという。…