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アストンマーティンから、これまでにない新しい方向性を打ち出したモデルが登場した。ご覧のとおり、確かにクーペであり、豪華なグランドツアラーではあるが、こんなアストンマーティンは今まで見たこともない。だが、この「DBXコンセプト」のユニークさは、その滑らかなボディパネルの下に隠れている。実はこのアストンは4輪駆動で、しかもオール・エレクトリック・パワートレインを搭載した電気自動車(EV)なのだ。
アストンマーティンのアンディ・パーマーCEOは、「DBXコンセプトは、従来の高級GTセグメントの常識に対して挑戦を投げかけたモデル。そう遠くない将来、高級グランドツアラーが従来のスタイリッシュさや高級感だけでなく、実用性、家族や環境への優しさといった側面も重視されるようになった時のことを想定したクルマだ」と語っている。
パワートレインは、これまでのアストンマーティンとは大きくかけ離れている。ボンネットの下にエンジンはなく、リチウム硫黄電池からの電力で回転するインホイールモーターが4輪を駆動する。ドライブ・バイ・ワイヤーの電子制御式ステアリングや、カーボンセラミック・ブレーキ(これだけはアストンマーティンらしい)、そして減速時の運動エネルギーを再利用するKERS(運動エネルギー回生システム)も搭載されている。また、コンセプトカーということもあってサイドミラーにはカメラが組み込まれている。
デザインに関して言えば、このDBXは4輪駆動であることがはっきりとわかる、車高が引き上げられたクーペのようなスタイルだ。超速そうに見えるわけでもなく、革新的というわけでもないが、かつてないほど”進化的”と言えるのではないだろうか。市販化を目指しているように見えるのだが、パーマー氏は「市販化の準備ができたスポーツGTではない。しかし、世界中の顧客が今後のアストンマーティンに望むであろう大胆で新鮮な要素を表現している」と述べている。
いずれにしても、アストンから魅力的で意外なクルマがデビューしたことには間違いない。その姿を早速、ギャラリーの写真でご覧いただこう。詳しくはプレスリリース(英語)をどうぞ。
By Steven J. Ewing
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
【ジュネーブ2015】アストンマーティンから、4輪駆動の電気自動車「DBXコンセプト」が登場!
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