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3月18日発売の漫画雑誌『週刊少年サンデー16号』(小学館)が、表紙ロゴがない状態で発売されることが明らかになった。ロゴがない状態で発売されるのは、同誌56年の歴史で初であり、週刊漫画誌としても初めての試みとなる。
これは、青山剛昌氏の漫画作品『名探偵コナン』『まじっく快斗』に登場する世界的な大泥棒・怪盗キッドが、日常生活の中でさまざまなものを盗み、ジャックしていくというプロジェクト「KID STEAL PROJECT」の一環として実施。これまで「鳥取砂丘コナン空港」「贋作チラシ」「横浜マリンタワー」など、予告状を出した通りに派手な犯行を行ってきた怪盗キッドだが、『週刊少年サンデー16号』の発売日となる3月18日から約2日間、東京、名古屋、大阪、札幌、福岡の5大都市の主要電鉄の中吊りには、「3月18日、日曜日の名を冠する雑誌の一番大切なものを頂きに参上します」という怪盗キッドからの犯行予告が掲出されるという。
また、同号では、多くの「リアル脱出ゲーム」を手がけてきたSCRAPが完全監修したナゾトキ企画も実施。雑誌一冊を丸ごと使って解く謎には、「3月21日『コナンアニメ』から大切なものを頂きに伺います」とまたもやキッドからの予告状も掲載。謎が解けると、21日に放送されるアニメ『名探偵コナン』に施された”あること”が判明する仕掛けが施されている。
今回の試みについて、小学館の宣伝部は「私どもとしましては、認知度の高い雑誌のロゴをなくすことでより『少年サンデー』を意識していただければと思っております。ぜひ、店頭でご確認ください」とコメントしている。
(C)2015 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会