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3月7日、8日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、「映画ドラえもん」シリーズ35周年記念作品となる「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記〈スペースヒーローズ〉」が初登場1位を獲得した。
同作は全国365スクリーンで公開され、週末2日間で興行収入約6.5億円をあげた。同作はゲスト声優としてお笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二、女優の観月ありさ、俳優の市村正親が参加。興収35.8億円を記録した前作「映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 -ペコと5人の探検隊-」を上回る数字で好調なスタートを切った。
「昨年夏に公開された3DCGアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』は興収83.8億円を記録する大ヒット作に。まだヒットの余韻を引きずっており、これから春休みに入るためますます数字が伸びそう」(映画ライター)
3位にはベストセラー作家・宮部みゆきさんのミステリー大作を、「八日目の蝉」、「ふしぎな岬の物語」の成島出監督が映画化した2部作の前篇「ソロモンの偽証 前篇・事件」(松竹)が初登場。公開2日で興収約1.2億円をあげた。男子中学生の転落死をきっかけに、校内にうごめく問題と事件の真相を暴こうする女子生徒が学校内裁判を開廷。主演は1万人のオーディションから選ばれ、本作の役名でデビューした新人・藤野涼子が務め、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華ら演技派が脇を固めた。
5位の「テラスハウス クロージング・ドア」は人気が衰えず4週連続のトップ10入り。6位の新垣結衣主演の「くちびるに歌を」、9位のアイドルグループ・ももいろクローバーZ主演の「幕が上がる」はともに2週連続のトップ10入り。
14日には人気少女コミックを映画化した「ストロボ・エッジ」、さだまさしの同名曲をモチーフに映画化された「風に立つライオン」などが公開される。