社会そのほか速
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2015年3月9日、日本に来て4年目の中国人妻・王(ワン)さんは、日本の寿司店に「びっくり」したと語っている。
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初めて入った寿司店は、店内が明るく、進化したファミレスの様だった。順番待ちのスペースがゆったりとしていた。中国で順番待ちのスペースを確保している店を見たことがない。席数を増やすためだ。
さらに驚いたことに、順番待ちはよくある氏名を用紙に記入する方式ではなく、タッチパネルで番号札が出てくる仕組みだ。パネルには、予想待ち時間や待っている人のグループ数が表示されている。
席に着くと、その一風変わった配膳システムを目の当たりにした。この店は一般的な回転寿司店とは違い、注文した寿司をスポーツカーや電車風の機械が席の前のレーンまで運んでいた。液晶パネルで注文すると、3分ぐらいで寿司が届き、実に斬新で速い。
こうすれば、寿司を無駄にすることはなく、出来立てすぐに食べられるという優れものだ。日本の柔軟なモノを考える力が、こんなサービスを生み出すのだと感心した。
中国では、残すほどの料理を注文する悪い習慣もあるが、この店では1回の注文が4皿までとなっているため、過剰な注文を抑制できる。きっと、このシステムを取り入れた店舗が中国にも登場すると思う。ただし、中国では人件費の抑制ではなく、エンターテイメント的な要素が話題になるだろう。(執筆/高橋大地)
■筆者プロフィール:
1961生まれ、54歳男性、東京都在住。何度もダイエットに失敗してボロボロ。精神的にもろく、弱気な性格。出版社勤務を経て、ASEAN関連情報サイトGlobal News Asiaの運営に携わる。2010年に中国西安出身の女性と知り合い結婚。中国人妻は来日4年目。妻は1972年生まれ43歳、昨年在留カードのステータスが永住になり、日本で小さなビジネスを成功させたいと、好奇心旺盛。