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4月2日に発売された「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)2015年18号が一部の書店やコンビニで売り切れになり、”チャンピオン難民”が続出している。この事態を受けて、Twitter上には「発売日なのにコンビニに一冊もなかった」「チャンピオンどこにも売ってない!!」と、悲しみの声が上がっている状態だ。
そんな”チャンピオン難民”が続出した理由としては、同誌で連載中の人気作『弱虫ペダル』(以下、弱ペダ)。18号の表紙を人気キャラ・巻島裕介が初めて単独で飾ったことで、『弱ペダ』クラスタで大きく話題となっている。巻島の好敵手である東堂が「めでたいじゃないか!! 巻ちゃん!!」と祝福している目次ページのイラストや、東堂の「記念に10冊買ったぞ!!」といった”買い占め発言”をしている姿がファンの心をつかんだようで、ネットには「いつもある本屋にないけど、東堂が買い占めているのかな?」といった声も上がっている。
今回の件に限らず、以前にも『弱ペダ』効果で”チャンピオン難民”が続出する事態が兄弟誌「別冊少年チャンピオン」で起きている。付録に『弱ペダ』の特製トランプを付けた2014年5月号が発売された際、売り切れる書店が続出。また、人気キャラ・東堂尽八が主人公の番外編『弱虫ペダルSPARE BIKE』の連載がスタートした2014年9月号も売り切れ多発で入手困難になり、入手できなかったファンへの救済策として、同作の第1話が次号10月号に再掲載された。
その人気ぶりは「週刊少年チャンピオン」の表紙からも一目瞭然だ。2014年18号~2015年18号の丸一年の同誌の表紙を見てみると、発売された49号のうち15号と、およそ3割で『弱ペダ』が表紙を飾っているのだ。
「週刊少年チャンピオン」は、前出の『刃牙道』や、浜岡賢次の『毎度!浦安鉄筋家族』、水島新司の『ドカベン』といった知名度もある人気作が名を連ねている。その中で表紙掲載率1位を誇る『弱ペダ』は名実ともに「週刊少年チャンピオン」の”王者”といえる存在だろう。