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春の行楽シーズンがやってくる。彼氏の有無に関わらず、ドライブデートに独身女性の約9割が「行きたい」と考えているという。
車用消臭芳香剤「ファブリーズ プレミアムクリップ」を販売するP&Gが実施した、全国の独身女性にドライブデートに関する意識と実態を聞く調査で明らかになった。
ドライブデートで重視するのは「車のニオイ」
春のドライブデートに誘われたら行きたい人の割合を都道府県別にみると、最も歓迎しているのは大阪府の女性の95.0%で、エリア別でも近畿圏が91.8%と一番高かった。行きたい場所は(複数回答、以下同)、「お花見の名所」が全体の69.7%でトップ。「山など日中の景色がきれいなところ」(62.9%)、「夜景の見えるところ」(44.0%)と続いた。
ドライブデートで重視する点をたずねると、「車のニオイ・香り」と回答した人が全体の93.7%に上り、「高級車であること」(14.2%)などを大きく引き離した。ドライブデートでは「いいクルマ」より、「いい香り」が重視されているようだ。
自分の住む都道府県の女性がいい香りでのドライブデートに弱い(デート相手の男性を魅力的に感じる)と思うかという質問には、全国平均で64.0%が「弱い」と回答し、徳島県(76.7%)、愛知県(74.0%)、香川県(73.3%)の女性が特に「いい香りに弱い」ことがわかった。
徳島県の女性がいい香りのドライブデートに弱い理由を、県民性研究家の矢野新一さんは、阿波踊りとの関係があると分析している。
「阿波踊りではお化粧をしますから、徳島の女の子は小さな頃から口紅をつける経験をしています。ちなみに徳島は口紅の消費がとても多い県で、1番だった年もあります。このように、小さな頃から口紅などのいい香りを体験することによって、県民として『香りに弱い』DNAが形成されていると考えられます」
調査は2015年2月10日から13日まで、ドライブデート経験のある全国の20・30代の独身女性2110人を対象にインターネットで行った。<J-CASTトレンド>