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浦安に大規模マンション、震災後初

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浦安に大規模マンション、震災後初

浦安に大規模マンション、震災後初 東日本大震災の液状化被害が市内の86%に及んだ千葉県浦安市で、200戸以上が入るマンションが着工され、近く分譲が始まることが29日、わかった。

  羽田空港や東京ディズニーランド、幕張新都心などの大規模開発で実績のある液状化対策工法を採用している。同市では、震災後初の大規模マンション建設となるため、分譲実績に注目が集まりそうだ。

  千葉市美浜区の新日本建設が販売する「エアーズガーデン新浦安」は、浦安市弁天1丁目のゴルフ練習場跡地で建設が進んでいる。14階建てと9階建て1棟ずつに、計222戸が入る。

  建物本体などの下に、地中約7メートルの深さまで筒状の穴を掘り、圧力をかけて砂を埋め込む「締め固め砂杭工法」を採用。地盤調査に基づいて特定した地中の安定層(支持層)まで鋼管コンクリート杭(くい)(長さ45~57メートル)52本を打ち込み、建物を支える。これらによって地震による液状化被害を軽減するという。

  建設を請け負ったマンション建設大手の長谷工コーポレーション(東京都港区)によると、同社が手がけ、同じ工法を採用したマンションなどは全国で28あり、浦安市内では4件目という。

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