社会そのほか速
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マーリンズのイチロー外野手(41)は19日、フロリダ州オーランドで行われたオープン戦のブレーブス戦に「6番・右翼」で出場し、4戦連打の3打数2安打1打点だった。前日の代打三塁打に続き、この日は左中間へ豪快な適時二塁打を放ち、コンディションは急上昇だ。
今オープン戦出場10試合目で初のマルチ安打を記録し、打率を・308(26打数8安打)とした。
2回の第1打席はマイナーの左腕投手の直球を中前打。6回2死二塁では、中継ぎ左腕のアウトマンの甘い速球を軽々と左中間に弾き返して打点を挙げた。6回の守備から退き、チームは3-6で敗れた。
イチローらしい好走塁もあった。2回の中前打のあと、次打者の三ゴロで一気に二塁を蹴って三塁を陥れ、後続の適時打で先制のホームを踏んだ。
守備でも再三好プレーをみせており、走攻守揃った状態で開幕を迎えることができそうだ。
韓国財閥のSTXグループ傘下で、中国・大連で造船業を展開していたSTX大連が破産手続きに入った。負債額は200億人民元(約3860億円)との現地報道もある。中国の李克強首相の肝いりで誘致した経緯があり、経営再建を模索していたが、引き取り手がなかった。
STX大連は、李首相が遼寧省トップを務めていた2007年に韓国から誘致し、巨大な造船所を運営していた。
ところが直後にリーマン・ショックが発生したこともあって業績は低迷、約1兆7000億ウォン(約1840億円)を投資したSTXグループも経営が悪化し、朴槿恵(パク・クネ)政権発足後の13年5月には銀行の管理下に入り、事実上破綻した。
STX大連も昨年6月に日本の会社更生法にあたる手続きを中国の裁判所に申請、中国の造船大手との合併など再建を模索していたが、負債額の大きさもあって再建を断念した。
韓国の造船業はウォン安を武器にした安値受注でシェアを伸ばしていたが、このところの円安ウォン高で日本メーカーが復活し、厳しい環境に追い込まれている。
一方、先日閉幕した全国人民代表大会(全人代)でも影が薄かった李首相だが、STX大連の破産で力を失っている様子が浮き彫りになった形だ。
まさに花粉症の季節、真っ只中だ。
日本人の3人に1人が花粉症とも言われており、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみに悩まされ、いろいろなものを試す苦痛の日々を送っている人は多い。しかし、柑橘類の一種である「ジャバラ」にすごい効果があったという。
花粉症に良いとされる食品は数多く紹介されているが、昨年、紀伊民報(和歌山県田辺市)にこんな記事が掲載され話題になっている。
〈ジャバラの皮で特許 花粉症の効能高めた物質を開発 和歌山の会社〉
ジャバラとはミカン属の柑橘類の一種で、和歌山県東牟婁郡北山村が原産地。アレルギー抑制成分「ナリルチン」を多く含む。この「ナリルチン」が花粉症には効果絶大だと方々の研究機関が取り組んできた。
これに注目したのが、地元健康食品の研究開発会社の吾妻正章社長で、紀伊民報の取材にこう答えている。
「皮のほうが果汁より有効成分の含有割合が6~10倍も高い。しかし皮は利用が難しく、多くが廃棄されていた」
元製薬会社研究員だった吾妻社長は当初、粉末にして、自分や知人らで飲んで効果を調べた。
「最初は花粉症に効果が感じられたが、次第に効き目が薄くなった」
その原因が、酸化してアレルギー誘発物質に変わりやすい成分「リモネン」が皮に含まれているためと知り、5年ほど前から大阪薬科大学や大阪バイオサイエンス研究所の協力を得て、除去方法の研究に取り組み成功。この方法で作った物質を特許登録したのだ。
北山村もジャバラでの村おこしに取り組みをはじめた。結果、花粉症で、ジャバラ愛用者は症状が大幅に改善された、と口をそろえているというから、関心のある向きは北山村かJA和歌山県農に問い合わせてみるといいだろう。
今週公開の怖い映画をご紹介します。
今週は“人喰いピエロ”と“インドゾンビ”と“顔の怪物”という個性豊かな3つの映画が公開。
まずは映画『クラウン』。子どもの誕生日パーティーのためにピエロ衣装を着た父親が、呪いによって衣装が体と一体化し人喰いピエロへと変貌していってしまうという恐ろしいホラー。学生が作ったフェイク予告編を、ホラーの帝王イーライ・ロスが「これ映画化しようよ!」と声をかけたという話題作です。今作で監督を務めたのはフェイク予告編を作ったジョン・ワッツ本人。これが長編デビュー作となりますが、かなり、恐ろしくて面白いです。
お次はインド初のゾンビコメディ映画として話題の『インド・オブ・ザ・デッド』。仲良しのボンクラ3バカトリオが人生につまずいた末に訪れた離島のリゾートでゾンビパンデミックに遭遇。インド人の彼らの「ゾンビなんて初めて見た!!」という感じのフレッシュなリアクションを是非お楽しみください!
そして最後は『DEATH FOREST2 恐怖の森』。ゲーム実況動画で大人気の、巨大な顔面が迫ってくるホラーゲーム『DEATH FOREST』を実写映画化した第二弾となっております。主演は、大きなお尻がチャームポイントのグラビアアイドル“尻職人”こと倉持由香。……つまり顔面VS尻。果たしてどちらが勝つのか、劇場でお確かめください。
それでは今週もいってらっしゃい!
予告編動画とリンクが表示されない方はホラー通信でご覧ください( http://j.mp/1ObAVez )
■『クラウン』 3月21日公開
<ストーリー>
息子の誕生日にクラウンの衣装を着て祝った父ケント。だが衣装が脱げない!やがてその衣装が肌の一部になり始め自分が変わり始めていることを感じ取る。呪われた衣装の謎は、かつての子供たちをむさぼり喰っていた悪魔”クロイン”伝説にあった。永遠にクロインになってしまう前にくい止める方法を見つけることができるのか……!?
上映館:ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
■『インド・オブ・ザ・デッド』 3月21日公開
<ストーリー>
失職したハルディク、失恋したラヴ、そして彼らに巻き込まれた憐れなバニーは、ムンバイから「ヒッピーの聖地」として知られるビーチリゾート、ゴアを訪れる。3人は離島を会場としたロシア人マフィア主催のレイヴパーティーに忍び込むが、そこでお披露目された新型ドラッグは、食べた者がゾンビ化する、とんでもない代物だった!3人はお金がなくてドラッグを買えず、ゾンビ化をまぬがれるが、周囲はゾンビだらけ。しかもゾンビに噛まれたらゾンビになる!パーティーに誘ってくれた、ラヴの新たな意中の女性ルナの安否も気遣われる。3人は、ホラー映画で得た知識とTVゲームで鍛えた射撃能力を駆使してゾンビたちに立ち向かおうとするが……?
上映館:ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
■『デスフォレスト2 恐怖の森』 3月21日公開
<ストーリー>
薄暗い森のふもとに建つ古ぼけた高校の旧校舎。オシロ(下垣真香)たち演劇部員は、その取壊される予定の旧校舎を使って部活動に勤しんでいた。
そんなある日、顧問の教師から突然新入部員だと紹介された少女。それはいわく付きの問題児キズキ(倉持由香)であった。キズキはろくに練習もせず勝手に教室から抜け出し、日が沈んでも戻ってこなかった。
練習を終えた部員たちは、暗くなるにつれて、異様な気配を感じていた。ここには部員と担当教師以外誰もいるはずがない・・・。
しかし、真っ暗な職員室の前で彼女たちが目の当たりにしたのは、ナイフを手に持ったキズキと、傍らに倒れている死体、そして、巨大な顔の怪物・ヨシエの姿だった。
上映館:ユーロスペース
上映期間:3月21日(土)~27日(金)
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たった1カ月まえの“事件”なのに、すでに過去のできごとになりつつある。現代的な表現を用いるとするならば“過去ログ”である。
女子プロレスのリングで凄絶なケンカ・マッチが起きた。舞台はいま日本でいちばん人気のある女子プロレス団体、スターダムの2・22後楽園ホール大会。当事者は世IV虎(よしこ)と安川惡斗(やすかわ・あくと)の2選手だ。
「ある意味、知名度は上がったということにはなるのかもしれませんが……」
“渦中の人”となったロッシー小川スターダム社長がこの1カ月ほどのカオス=混乱をふり返った。
試合中に起きたことだから、本来はどちらが加害者でどちらが被害者かという判断はむずかしいところではあるけれど、物理的な状況だけを抽出するならば、世IV虎が握りコブシで安川の顔面を殴りつづけ、眼底、頬骨など3か所を骨折するケガを負わせた。ナックルによるパンチ攻撃はプロレスのルールでは反則である。
ワールド・オブ・スターダム選手権のタイトルマッチとしておこなわれた試合はノーコンテスト裁定(無効試合)となり、安川は試合後、都内の病院に緊急入院。後日、団体サイドから王者・世IV虎の王座ハク奪と無期限出場停止処分が発表された。
“顔面殴打事件”の一部始終はヤフーをはじめとするネットのニュースサイトですぐにトップニュースとしてアップされ、駅売りのスポーツ新聞各紙、ふだんはあまりプロレスを取り上げない一般週刊誌、経済誌などの活字メディアでも報じられた。
ユーチューブにアップされた試合映像はあっというまに40万アクセスを突破し、事件から数日後には“日本でもっとも観られている動画”となった。
“世IV虎”“安川惡斗”“スターダム”といったキーワードは約2週間にわたりグーグルの検索ヒット件数のトップ10にランクインしていた。
スターダムの事務所の電話は――そのほとんどが無言電話やイタズラ電話だったが――1日じゅう鳴りつづけ、小川社長の自宅には早朝から夜中までマスコミが押しかけてきた。
「本人(安川惡斗)の顔が元に戻りつつあるので、それで(この問題は)終結ということになるのかなと考えています」
「われわれの世代、時代は……、昔は(マスコミから)取材を受けていないことは新聞・雑誌の紙(誌)面には載らなかった。でも、いまは個人レベルでいくらでも情報を発信できる。無記名で好き勝手な意見をいえちゃう。情報が伝わるのが速いし、すたるのも速い。情報がどんどん風化していって、記憶されない。これがネット社会の功罪というか現実」
「いまはFacebookあたりまえ、ツイッターあたりまえ、ニコニコ動画あたりまえの時代。このあいだの紫雷イオ対コグマの試合映像をFacebookにアップしたら5万ヒットがあった。それもほとんどが海外のユーザーだった。そういう時代なんだと思います」
「団体をやっていくことのリスクはものすごく大きい」と小川社長は語る。
プロレス団体を経営していくうえでのリスクには「経済的(金銭的)なリスクとイメージ的なリスク」のふたつがあるという。
2011年(平成23年)の発足から5年めを迎えたスターダムにはこれまで30人の練習生たちが入門してきて、20人がデビューし、すでにその半分がやめてしまった。
4年まえの旗揚げ興行(2011年1月23日=東京・新木場)に出場した選手のなかで現在でも“フル稼働”しているのは一期生の岩谷麻優(いわたに・まゆ)だけだ。
“顔面殴打事件”の当事者である世IV虎(無期限出場停止)と安川は長期欠場中で、所属メンバーのなかではいちばんベテランであり“現場監督”的な立場にある高橋奈苗(たかはし・ななえ)も足首の手術のため現在入院中だ。
「だれがいなくても成立する、興行ができる、というのが団体プロレスの基本コンセプト。残った選手たちの団結がすごい。紫雷イオ、宝城カイリのふたりは『わたしたちは大丈夫です』『わたしたちがスターダムを背負っていく』と話しています」
「月イチで後楽園(で興行)をやっているのはすごいですねといわれるけれど、全然すごくない。昔(の団体)ならそれがあたりまえのことだった」
「団体というのはなにか“めざすもの”がないとダメ。興行だけやって、なんとか食っていくだけではつまらない。ムリしないようにやりつつ、ちょっとだけムリをするんです」
次回の後楽園ホール大会(3月29日)ではワンナイト・トーナメントで現在空位になっているワールド・オブ・スターダム王座の新チャンピオンを決める。ことしの8月には1カ月(7興行)のロングランで16選手出場(A、B各ブロック8選手)の総当たり式“5スター・グランプリ”公式リーグ戦を開催する。
「惡斗が戻ってくるのは夏の公式リーグ戦のあとになるでしょう。世IV虎は……惡斗が戻ってこないと、本人も(気持ち的に)戻れないでしょうね」
「わたしは(全日本女子プロレス時代から)37年間、プロレスのいいところをたくさんみてきた。メジャーになったらこんなにおもしろいんだよ、もっといろいろな体験ができて、大きな世界が広がりますよ、というところを選手たちに味わってもらいたいたいんです」
4月にはアメリカから4人の“留学生”が入門してくる。5月には主力メンバーのメキシコ遠征、10月にはアメリカ西海岸で“スターダムUSA”の初興行を計画している。
「いままで失敗もしてきから、勉強した。新しいスターを育てるには“手法”がある。いい選手をいいタイミングで旬のうちに引っぱり上げる。順番待ちはダメ。跳びぬけないと。選手がアタマでやっている団体は年功序列があって、選手間のあつれきもあって、どうしても調和を保とうとするでしょ。スターダムではそれができるんです」
「(プロレスは)ビジネスだから、みんなでみこしを担いで新しいスターを売る。新しいスターを提示する。もちろん、それはお客さんが決めることなんだけど、団体側がきっちり提示しなければお客さんにもわからない。だから、ちゃんと形としてみえるように」
「プロレスはアスリートがやるエンターテインメント。7割がアスリート(としての身体能力)で、3割がパフォーマンス。無理やり(メインイベントに)抜てきしてもダメ。実力がともなっている選手だけがファンに支持されるんです」
文責/斎藤文彦 イラスト/おはつ
※「フミ斎藤のプロレス講座」第31回
※斎藤文彦さんへの質問メールは、こちら(https://nikkan-spa.jp/inquiry)に! 件名に「フミ斎藤のプロレス講座」と書いたうえで、お送りください。
※このコラムは毎週更新します。次回は、3月25日~26日頃に掲載予定!