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人間のためのオーラルケアはたくさん種類がありますが、人間のものと同様、ペットの歯磨きグッズも進歩を遂げています。本来肉食獣である猫が人間と暮らすようになり、キャットフードを食べるようになってから、ペットにもオーラルケアは必要になったと言われています。でも、猫の歯磨きは動物自身が自主的にしてくれるものではなく、飼い主がしてあげなくてはいけません。
「興味はあるけどやったことがない」「うちの子には無理なんじゃないか……」と思っている方が多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。猫の歯磨きを経験したことがない筆者と、11歳の愛猫のレオン(おそらく歯磨き未経験)がチャレンジしてみます!
オーラルケアグッズの紹介
今回使用するオーラルケアグッズが自宅に送られてきたのですが……その数を見てびっくり! 一口にオーラルケアと言ってもこんなに種類があるのですね。なにせ初めてなので今回は全部試してみます。
「ん?なにしてるんだ? 」と撮影中にレオンさん乱入です。これから歯磨きをしますよ~。
レオンさん本人は、少々けげんな顔。大丈夫! こんなに種類があるんだから試してみよう!
歯磨きは子猫の頃から慣らさないと不可能というイメージを持たれている方も多いと思います。さて、レオンさんはどうでしょうか? まずはこちらから使ってみます。指にフォットする「すき間もみがける波型フィンガー歯ブラシ」です。
まず、人差し指にフィンガー歯ブラシを装着します。とても柔らかくケガの心配もないので安心。指の腹にギザギザがくるようにします(磨く時は親指で余った根元を押さえて使用します)。
軽く水で湿らせます(歯磨きジェルをつけても良いそうです)。
片手でレオンを抱っこしてチラリと見える尖った歯から磨いてみましょう。変な顔をしています……が、構わず続けます!
歯に沿って軽くこするようにして磨いていきます(本来は親指をフィンガー歯ブラシの根元に添えるのですが、口元を固定するために我が家では添えていません)。
奥の歯もぐいぐい磨いていきます。酷い顔になっていますが、レオン本人はそこまで嫌がっていません。
少しグイっと力を入れても、柔らかな素材なので猫の口内への負担は少ないです。力加減が分からない「歯磨き初心者な飼い主」にとっては嬉しい素材です。
ぐいっと脇を持ち上げると歯が出るので、そこを磨きます。口を開けてくれなくても歯磨きできるのが良いですね。
今度は反対側も磨いていきます。猫の体が安定する体勢であれば、どんな格好でも大丈夫です。
下の歯も上の歯もぐいぐい磨きます。
指がしっかりと歯にあたる感覚があるので、飼い主も安心して磨く事ができました!
噛みぐせのある猫ちゃんだと、口を開けた時にちょっと注意が必要かもしれませんね。さて、レオンが「もうやめろ」と言っているので一旦休憩して、次のアイテムを試してみましょう!
ペット用の歯ブラシ
今度は「ツインヘッド歯ブラシ」を使います。片方は先ほどのようなスポンジタイプになっていて、もう片方は人間のハブラシのような形状です。
さて、猫を抱っこして補定します。まずはスポンジの方から試してみます。
やんわり拒否されました(両手でブロックしようとしています)。やはり棒の形をしているので、歯磨きに慣れてないうちの子にとっては、急には受け入れ難かったのかもしれません。
でも、口にあたる感触は先ほど使用したフィンガー歯ブラシと一緒なので、そんなに違和感はないはず。ちょっと警戒していますが、大人しく磨かれています。
人間の指が口に入らないので、噛まれたりする心配はありませんね。棒状の形をしていますが、柔らかいスポンジの素材が使われているので、万が一猫が暴れても安全。
フィンガー歯ブラシほどぐいぐいとは磨けないのですが、奥歯もしっかり磨けます。
レオン本人は、ちょっと棒が気に喰わないみたいです(顔が怖い……)。
こちらの商品のメリットは、ちょっとした口の隙間にひょいと入り込めるので前歯も簡単に磨けてしまうところ! 噛み癖がある子だと前歯を磨くのは少し危険ですからね。
前歯は問題ないのですが、このタイプの歯ブラシを使うと、猫が奥歯を磨かれるのを嫌がってしまいました。外側から飼い主が上手く磨けるようにならなければなりませんね。
ブラシタイプの歯磨き
次に、人間と同じブラシタイプの歯磨きに挑戦です!
これまで使ってきたものとは異なり、固い感触なので違和感を覚えるレオン。
しかし、意外にもすんなり口を開けてくれて前歯を磨く事ができました。歯に当たる面積がとても少ないので、ポイントを絞って磨くことができますね!
ブラシでぐいぐいと磨くのは不安だったのですが、とても小さくヘッドが作られているので、そんなに押し込まなくても猫の口元にぴったりフィットします!
口内の歯をまんべんなく磨いていきます。
片手で口元をぐいっと持ち上げて磨くととても磨きやすいです。奥歯までしっかり歯ブラシが届いています。
棒に若干の拒否反応を示しましたが暴れる事も無く上手にできました!
歯磨きシート
今度は歯磨きシートに挑戦です。
ウィットシートタイプで、一枚ずつ取り出して使う事ができます。
指に巻き付けて使用します。
フィンガー歯ブラシと使用法は似ているのですが、フィンガー歯ブラシよりも歯への辺り心地が柔らかく、スポンジの感触が苦手な猫でもこれなら問題なく歯磨きをすることができるかもしれません。
特に味も匂いもしないので、磨いている間は非常に大人しくしていてくれました。
シートタイプの良いところは、そのままお口回りのお掃除にも使えるところ。ちょっとした場所にも細かく対応できるのが嬉しいですね。
ブレススプレー
最後は口臭対策、ブレススプレーを使用してみます。
お食事の後や、お口のにおいが気になる時にしゅっとひと吹きして使います。クランベリーの優しい香りがします。
食べて歯磨きをするオヤツ
さて、ここまで実際に歯磨きをしてきましたが、どうしてもオーラルケアを拒否する猫ちゃんにオススメなのは、こちらです。
食べるだけで歯磨きができるおやつです。「歯垢がとれる! 息キレイ!」などの表記があります。
おやつには、「ブラッシングスクラブ」「ピロリン酸ナトリウム」「ポリリジン」の3つの成分が配合されており、このため食べるだけで歯磨きの効果があるというわけです。
見た目は普通のニボシです。たまらずレオンが乱入してきます。美味しそうなものには目がありません。
あげてみると、レオンはしっかり噛んでくれました。これでオーラルケアができるなんてすごい!
反対側の歯でもしっかり噛んでます。レオンは早食い一気食いタイプなので、このように噛み応えのある大きなニボシが合っているみたいです。
一日当たりの給餌量もきちんと記載されています。にぼしは約2gを目安にする(6cmのにぼしで3本程度)とのこと。
にぼし以外にも、かつおぶしタイプもあります。一日の接種量は2gなので、1.5枚程度。すこしちぎって与えました。いい匂いがするのか、大興奮です。
ものすごい食いつきであっという間に半分をたいらげてしまいました。美味しすぎて噛んでない気がします……。
かつおぶしはパリパリに乾燥し、食べやすくスライスされているので、食の細い子にちぎってあげると良いのかもしれません。レオンはがっつくタイプなので一瞬で食べてしまいました。
カニ風味かまのものもあります。見た目も香りもカニです。
一日の接種量は2~3gで2・5枚程度です。長かったのでちぎって与えました。
とても柔らかく食べやすいので……一瞬で完食です。
最後はササミジャーキーのものをあげてみます。
かなりしっかりした噛み心地のようです! ぼろぼろと崩れることはないので、手から直接与えやすいですね。
奥歯でもしっかり噛んでいます。これなら我が家の食いしん坊でもしっかりケアができそうです。
まとめ
いかがでしたか? 一口にペットのオーラルケアといっても、ケア商品の種類はとても豊富ですね。それぞれの猫ちゃんの性格にあったオーラルケアの方法を選ぶ事ができます。
抱っこが大好きな子はブラシタイプがおすすめですし、少し暴れてしまいそうな子はフィンガータイプやシートタイプ、抱っこが難しい子は猫ちゃんも喜ぶおやつタイプを使うと便利ですね。
改めて、たくさんあるオーラルケアグッズに感動した飼い主でした!
著者プロフィール
桐島ナオ
写真と詩を組み合わせた物語写真を中心に発表している写真家。植物と猫とカフェが大好き。PhotoCafe写真教室の講師もしています。公式HPはこちらから。
*桐島ナオ主催の保護猫カフェ月イチ撮影会 ネコサツ!*はこちらから。
その他の画像
現在ユヴェントスでともにプレーするブッフォン(左)とピルロ(右)[写真]=Getty Images
ユヴェントスに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、イギリス紙『デイリーメール』のインタビューに応え、自身のキャリアにおいて、これまでチームメイトとしてプレーした、あるいはこれまで対戦したチームの選手からベストイレブンを選出した。
ブッフォンはかつてユヴェントスに在籍したメンバーを中心に選出。現在のチームメイトからは唯一、イタリア代表MFアンドレア・ピルロを選んだ。一方で、盟友アレッサンドロ・デル・ピエロは選外となっている。
同じGKのポジションには、レアル・マドリードに所属するスペイン代表のイケル・カシージャスを選び、「伝説のトーマス・ヌコノ(元カメルーン代表)に魅せられて自分は育ったが、私の世代のGKで言えば、カシージャスが最高のGKの一人であることは間違いない。私たちは常に互いをリスペクトし合ってきた」と説明している。
ブッフォンの“ドリームイレブン”は以下の通り。
▼フォーメーション
4-3-3
▼GK
イケル・カシージャス(レアル・マドリード・スペイン代表)
▼DF
ロベルト・カルロス(元ブラジル代表)
パオロ・マルディーニ(元イタリア代表)
ファビオ・カンナヴァーロ(元イタリア代表)
リリアン・テュラム(元フランス代表)
▼MF
アンドレア・ピルロ(ユヴェントス・イタリア代表)
ジェンナーロ・ガットゥーゾ(元イタリア代表)
パヴェル・ネドヴェド(元チェコ代表)
▼FW
リオネル・メッシ(バルセロナ・アルゼンチン代表)
ロベルト・バッジョ(元イタリア代表)
ロナウド(元ブラジル代表)
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ユニクロはこのほど、バングラデシュの伝統衣装をモチーフにしたウィメンズ・コレクションの販売を開始した。
「ワンピース」(各税別2,990円)
同コレクションは、バングラデシュの女性用伝統衣装「サロワカミューズ」を現代的なスタイルにアレンジしたもの。「シンプル・エスニック」をテーマに、ニューヨークの商品開発チームがデザインを手がけた。
展開するのは、サロワカミューズの伝統的なスタイルを取り入れた「ワンピース」(3型 / 各2,990円)、「イージーパンツ」(1,500円)、「スカーフ」(1,000円)の3アイテムに、「チュニック」(4型 / 2,990円)を加えた4アイテム全9型。スカーフは1サイズ、それ以外の商品はS・M・Lの3サイズを用意。
左から「イージーパンツ」(税別1,500円)、「スカーフ」(税別1,000円)
「チュニック」(各税別2,990円)
同社のチーフ・クリエイティブ・オフィサーでグローバルデザイン担当のリアン・ニールズ氏は、「このコレクションでは、サロワカミューズの特徴である繊細な刺しゅうや織り柄、鮮やかな色使いを生かしつつ、ユニクロならではのシンプルで美しいシルエットと着心地の良さを追求しました」とコメント。
また、高品質な綿ドビー、ガーゼなどの天然素材を採用することで自然な風合いと軽く肌触りの良い着心地を実現させたという。さらに薄く透け感のある素材のため、単品での着こなしのほか、重ね着など幅広いコーディネイトが楽しめるとしている。
取り扱い店舗は、日本を含む世界14カ国と地域のグローバル旗艦店など23店舗と一部オンラインストア。4月20日より日本・中国・香港・インドネシア・韓国・台湾では販売中。4月27日よりオーストラリア・フランス・ドイツ・アメリカ、5月下旬よりマレーシア・フィリピン・シンガポール・タイにて発売する。
なお、同コレクションによる収益の一部は、働く人の未来をひらくプロジェクト「Factory Worker Empowerment Project」として、バングラデシュの縫製産業で働く女性の教育支援に使用するという。
※価格は税別
静岡県には、”菓子パン界のスーパーモデル”とでも評したくなるようなパンがある。スリムでおしゃれな見た目通り、商品名は「のっぽパン」。一体どんな味がするのだろう?
「のっぽパン」は種類が豊富で、キリンのデザインが異なるのにも注目! 元祖クリーム10本セット、詰合せセット(クリーム5本+チョコ3本+ピーナッツ2本)ともに1,600円。その他、期間限定品もある
工場の老朽化で中止になるも9カ月後に復活
のっぽパンが生まれたのは昭和53年(1978)のこと。長さ34cmの文字通りのっぽなパンにミルククリームをサンド。誕生からすぐに、最大1日2万本以上販売する人気パンとなり、長年に渡って個人商店から大型スーパー、コンビニまで、静岡県中東部であればどこでも手に入る菓子パンになったという。
しかし2007年7月、専用工場が老朽化したことで販売中止が決定。出荷最終日には有志のファンが大勢工場に駆け付け、なんと最終出荷トラックを見送る「さよならのっぽの会」が開催されたんだとか。
「さよならのっぽの会」開催時の様子
しかも、販売中止後も復活を望むファンからの手紙や電話がひっきりなしに届き、遂にはメーカー内で復活プロジェクトが発足。2008年4月、発売中止から9カ月後、「手作りのっぽパンの店」として静岡駅構内に専門店がオープンすることになったのだ。
「発売初日は予定していた1,000本を約1時間で完売してしまい、その後、数カ月間は、毎日製造が追いつかない状況が続いていました。そこで、設備を補強して増産体制を整え、同年9月には沼津に専門店2号をオープンしたんです」。
教えてくれたのは、のっぽパン製造元である「バンデロール」販売企画部の冨田正昭さん。冨田さんによると、沼津店では初日に約5,000本を販売。その後も販売店舗を着々と増やし、一部スーパーなどでも販売を再開。これによって、専門店についてはその役目を終えたということで2013年に閉店したものの、その後ものっぽパンそのものは販売数を増やし続けているという。
売れ過ぎが原因で従業員が腱鞘炎に
今も昔も変わらぬ味。のっぽパン「クリーム」
しかし、なぜそれほどまでに人気なのだろう?
「発売当時は、菓子パンといえばあんパンなどが主流で、のっぽパンのような細長い形は珍しかったそうです。子どもが食べやすいサイズや形にこだわって作られたそうなのですが、パッケージにデザインされたキリンのキャラクター人気と相まって予想以上に評判となり、サンドのクリームを絞る従業員が腱鞘炎になるほど大変な思いをされたそうです」。
冨田さんの語り口から、かつてのっぽパンの人気を支えた従業員たちの苦労がうかがいしれるが、きっと作業が大変であればあるほど、多くの人に食べてもらえるという喜びもひとしおだったに違いない。
パン生地は現在でも、発売当初にできる限り近い配合を維持しているばかりか、サンドするクリームにいたっては、一番人気の「クリーム」味は当時そのままの原料で製造している。
ネット販売で全国ののっぽパンに!
また最近では、のっぽパンを使って作ったラスクの人気も高い。「昔ながらの製法ののっぽパンは、ラスクにするのに最適なんです。サックリとした食感と、小麦本来の味を楽しんでいただけますよ」(冨田さん)。味は、定番のシュガー、メイプルの他、季節や地域限定でいちご、抹茶、黒ゴマなども販売しているという。
サックリ食感が人気のラスク各種(6個セットで2,400円)
さらに、この4月には、遂にのっぽパンの知名度が全国区になる出来事が起こる。なんと、ネットショップがオープンしたのだ。
「受注・製造体制の問題もあって、それほど大々的に宣伝を行っていないのですが、予想以上の反響に驚いています」(冨田さん)。現状、大量生産は難しいとのことだが、「少しずつでもできる限りよい品&鮮度の高い情報をお客さまにお届けしたいと思っています」との言葉通り、facebookファンページの情報も充実。ますます多くのファンを得ることになりそうなのっぽパンの、今後の躍進が楽しみだ。
※記事中の価格・情報は2015年4月取材時のもの。価格は税込
ズボンが破けてしまったグアルディオラ監督(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝セカンドレグが21日に行なわれ、バイエルンはポルトと対戦し、6-1で勝利。2試合合計スコアを7-4として、準決勝進出を決めた。この試合で、バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督のズボンが試合中に破れていたことが明らかとなった。
敵地でのファーストレグを1-3で落としていたバイエルン。しかし、ホームでもセカンドレグは14分にスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの先制点で口火を切ると、その後立て続けに4ゴールを奪い、前半だけで5-0とリードを奪い試合を決めた。
会心の勝利にグアルディオラ監督も興奮してしまったのか、思わぬアクシデントが発生する。当然ながら試合前にはきちんと整えられたスーツを着こなしていたグアルディオラ監督。
しかし、チームの2点目を決めたドイツ代表DFジェローム・ボアテングと抱き合った後、同監督が指示を与える際にカメラが捉えたのは、左ポケット下が大きく破れたグアルディオラ監督のスラックスだった。チアゴの先制点の後にカメラに映った際には破れていなかったことから、1点目から2点目のゴール後の間に破れたと思われる。
試合は後半、ポルトに1点を返されたものの、元スペイン代表MFシャビ・アロンソが直接FKを決めて6-1とし、バイエルンが4シーズン連続の準決勝進出を決めた。
名将として知られるグアルディオラ監督にとっても、第1戦1-3からの逆転突破はズボンが敗れてしまうほど嬉しい結果だったようだ。
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