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レクサスはスイス・ジュネーブで開催される2015年ジュネーブモーターショーに、ウルトラコンパクトクラスのコンセプトカー「LF-SA」を出展する。「ドライバー自らが運転する歓びを表現したデザインスタディモデル」とされている。
レクサス「LF-SA」
「LF-SA」は「Lexus Future Small Adventurer(未来の小さな冒険者)」を意味し、フランス・ニースに拠点を置く「Toyota Europe Design Development」(ED2)が企画からモデル製作まで一貫して担当。レクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse」も取り入れ、「2+2シーターのウルトラコンパクトクラスで究極のラグジュアリーを具現化」させた。
エクステリアは彫りの深いボディ造形により、見る角度によって表情が変化するデザインに。フロントエンブレムを中心とした放射パターンのスピンドルグリル、サイドに張り出したL字のリヤコンビネーションランプ、二段重ねの立体構成にスピンドル形状を合わせたリヤデザインなど、随所にレクサスらしさが表現されている。
インテリアは大きく弧を描いたダッシュボードで広い室内を演出。運転席を固定し、位置調整可能なステアリング・ペダルとすることで、シティユースでも快適で広々とした運転空間を実現した。将来のインフォテイメントも視野に入れ、ホログラムタイプのデジタル表示とワイドヘッドアップディスプレイを採用したという。
今年のジュネーブモーターショーは3月4日までプレスデー、3月5~15日が一般公開日とされている。レクサスでは「LS-SA」の他に、ハイパフォーマンスブランドである「F」の名を冠した最新モデル「GS F」「LF-C2 CONCEPT」もヨーロッパデビューを果たした。