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いつの間にか姿を見なくなったもの真相に迫る――。今回は、年賀状作りの定番だった「プリントゴッコ」。販売終了後の今でも根強いファンが多い商品だ
◆プリンターとメールの普及で消えた「プリントゴッコ」
製造元の理想科学工業は、’08年にプリントゴッコ本体のメーカー販売を終了。’12年には、すべてのプリントゴッコ事業を終了した。
「個人が簡単に、あんなに完成度の高い印刷物を作れるものは、ほかにありません」と話すのは、現在もプリントゴッコを使った作品を作る、和文具作家の蛙月庵氏。
「やはりパソコンとプリンターが一般家庭に普及し、ユーザーが減ったようです。需要の減少を受けて、’07年にはランプなどの消耗品の値上げも。根強い愛好家がいる一方、年賀状のみで使う人は離れていったように思います。また、年賀状をメールで済ませる人が増えたのも一因かもしれません」
― [あの定番商品]が消えていった理由【10】 ―