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欧州サッカー連盟(UEFA)のジャンニ・インファンティーノ事務局長は、ビデオ判定などのサッカー界へのさらなるテクノロジー導入に否定的だ。23日付の英メディア『スカイ』が報じている。
このところイングランド・プレミアリーグでは審判による”人違い”の問題が相次いでいる。
先週土曜日のマンチェスター・シティ対ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)戦では、WBAのDFクレイグ・ドーソンがファウルを犯したのにも関わらず、同僚のDFガレス・マコーリーがレッドカードを提示され、退場処分となった。
似たケースで、先月28日のマンチェスター・ユナイテッド対サンダーランド戦でもサンダーランドのDFウェズ・ブラウンが、実際にファウルを犯したDFジョン・オシェイと間違われ退場となった。(後にオシェイのレッドカードは取り消し)
こうした誤審が相次いでいる現状も踏まえ、英国内ではビデオ判定導入の是非についての議論が高まっている。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)は、先月28日にビデオ判定の導入はないと発表している。
インファンティーノ事務局長は、単にテクノロジーを導入すれば済むというのは短絡的すぎると考えているようだ。
「例えば、アディショナル・アシスタントレフェリー(追加副審)を配置すればミスはなくなるだろう。そうすれば何が起きたかをすぐに確認でき、訂正をすることも出来る」と、すでにセリエAやUEFAチャンピオンズリーグで採用されているように、ゴール脇にレフェリーを配置する案をプレミアリーグでも採用することを推奨している。
「テクノロジーが必要だと、口で言うのは簡単だ。でも本当に必要なことはどんなケースにおいても、もっと議論することだと思う。フットボールの世界では、もうゴールラインテクノロジーが使われているじゃないか」