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PK献上の森脇が判定に異論「バスケをやってる感覚」

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PK献上の森脇が判定に異論「バスケをやってる感覚」

 PK献上の森脇が判定に異論「バスケをやってる感覚」

 

  今季公式戦で3連敗中の浦和レッズは、Jリーグ1stステージ開幕戦で湘南ベルマーレと対戦し、アウェイの地で3-1の逆転勝利を収めた。

  前半は湘南の激しいプレスと素早い攻撃に苦戦した浦和は、34分にDF森脇良太が湘南FW大槻周平をエリア内で倒してPKを献上。これをDF遠藤航に決められ、先制点を許してしまった。

  試合後、森脇がこの判定について自らの見解を述べている。「あのシーンがPKを取られるっていうのは、僕自身、正直納得はいかないですね。あれでPKを取られるんであれば、DF陣は非常にかわいそうだな、と。あれがもし基準になるのであれば、PAの中でバスケをやっているような感覚にDF陣はなってしまうな、という印象は受けました」と主審の判定に苦言を呈した。

  昨季J2で躍進し、勢いそのままに立ち向かってきた湘南については、「前半から勢いよく来るっていうのは想定内でしたし、それが90分続けばベストですけど、その勢いが90分続くかといえばそれは難しいんじゃないかなと。僕らも焦れずに我慢強く戦えば、湘南もペースが落ちると思っていたので、こっちも相手の勢いに押されることなく対応しましたけど、勢いだけではなく勝つ冷静さもサッカーには必要だなと思った」と振り返り、思い通りに試合を運べたことを明かした。

  浦和はその後、前半のうちにFW興梠慎三がセットプレーから同点に追いつき、後半にはMF宇賀神友弥、DF那須大亮がゴールを決めて逆転に成功。ACL、ゼロックス杯で喫した3連敗に終止符を打ち、4試合目にして今季公式戦初勝利を挙げた。

  浦和は次節14日、ホームにモンテディオ山形を迎え、17日にはアウェイでACL北京国安と対戦する。

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