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15歳のベリスが2回戦も突破し「何も失うものはない」とセレナの対決に向けて闘志満々 [マイアミ・オープン]

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15歳のベリスが2回戦も突破し「何も失うものはない」とセレナの対決に向けて闘志満々 [マイアミ・オープン]

 15歳のベリスが2回戦も突破し「何も失うものはない」とセレナの対決に向けて闘志満々 [マイアミ・オープン]

 3月25日からアメリカ・マイアミで開幕した「マイアミ・オープン」(WTAプレミアマンダトリー/ハードコート)。
  ”CiCi”の愛称で知られる早熟のアマチュア、キャサリン・ベリス(アメリカ)が、最強のプロ選手、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)との勝負に挑む権利を手に入れた。
  金曜日に行なわれた2回戦で、15歳のベリスはザリナ・ディアス(カザフスタン)を6-2 6-1で破り、3回戦でセレナと戦う可能性が出て来た。
  セレナの2回戦は、金曜日の夜にモニカ・ニクレスク(ルーマニア)との間で行なわれていたが、降雨のため土曜日に順延されている。
 「本当に楽しみ」とベリス。「私には失う物なんてない。私は自分のプレーをして、それでどうなるかというだけよ」。
  スローン・スティーブンス(アメリカ)は第17シードのマディソン・キーズ(アメリカ)に対して、6度ブレークポイントを握って内5本をモノにし、6-4 6-2で破って3回戦に進んでいる。フェド杯ではチームメイトでもある両者はこれが初対戦だったが、キーズは試合の終盤ではほとんど泣きかけていた。
 「気持ちがこみあげてきてしまって」と20歳のキーズ。「今日は本当にひどい日だった。このひどいプレーを何百人という人たちが見ていて、TVで中継もされているというのは、いつだって楽しいことではないわ」。
  その他の女子の試合では、前週のインディアンウェルズで優勝した第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のニコール・バイディソバ(チェコ)を6-4 2-6 6-1で下している。バイディソバは2度グランドスラムでベスト4に進出した実績を持つが、2度の肩の手術を経てのカムバックの途上だ。
  今大会では2度の優勝経験を持つビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は第20シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)を6-1 6-1で下して3回戦に進んでいる。アザレンカは13本のブレークポイントを許したが、それらを全てしのいでの勝ち上がりだ。
 「落ち着いてプレーできた」とアザレンカ。「必要なことは確実にできていたし、本当にうまくプリーできていたと思う」。
  ベリスは昨年の全米オープンでは、1996年以来の最年少で本戦で勝利した選手でもある。彼女は1回戦で第12シードで、この年の全豪オープンの準優勝者だったドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を破って2回戦に進出した。…

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