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ラオニッチ戦で、リターンショットを放つ錦織圭=8日、カナダ・バンクーバー(AFP=時事)
【バンクーバー時事】男子テニスの国別対抗戦、デ杯ワールドグループ1回戦の日本-カナダが8日までバンクーバーで行われ、日本は通算2勝3敗で敗れた。2番手、ダブルスの課題が浮き彫りになった一方で、シングルスで2勝を挙げたエース錦織圭(日清食品)の強さは際立っていた。
〔写真特集〕男子テニス 錦織圭
第1日のバセク・ポスピシル戦は、リスク覚悟で積極的に攻めてくる相手に安定感のあるプレーで対抗し、ストレート勝ち。最終日は同年代のライバルで世界ランキング6位のミロシュ・ラオニッチをフルセットで破り、「アウェーで2勝できたのはうれしい」と喜んだ。
強力サーブを武器とする相手に有利な球足の速いコート。加えて敵地の状況だったが、セット終盤のブレークポイントなど、勝負どころで集中力を高めるトップ選手らしい戦いぶりだった。
2月は室内ハードコートのメンフィス・オープンで優勝し、球足の遅いメキシコ・オープンでも準優勝。再び球足の速いコートに移動してきたが、プレーが乱れるどころか「しっかり対応できていた」ことも収穫だった。
この後は四大大会に次ぐ規模のマスターズ1000の大会が、米国で二つ続く。強豪のほとんどが出場するこのレベルでは、まだ優勝がない。週明けのランキングはデ杯でポイントを上積みしたアンディ・マリー(英国)に抜かれて5位に下がったが、さらに自信を深めた錦織への期待は高まるばかりだ。