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錦織、焦って自滅=要所で判断に狂い-男子テニス

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錦織、焦って自滅=要所で判断に狂い-男子テニス

 錦織、焦って自滅=要所で判断に狂い-男子テニス

  男子シングルス4回戦、ラケットを伸ばす錦織圭=18日、米カリフォルニア州インディアンウェルズ(AFP=時事)

   第2セットのタイブレーク。最後は5ポイント続けて落とした。錦織は「ストローク戦では押していたのに、大事な場面でミスが続いてしまった」。要所で粘れない試合を象徴するような、後味の悪い幕切れとなった。
  左利きのロペスとは過去3勝2敗と相性は悪くなかった。だが、サーブが絶好調の相手からブレークを奪えず、焦りが生じた。第1セット第10ゲームでサーブアンドボレーで攻めに出たが、ミスが続いて自滅。中途半端に前進した脇を抜かれるなど、積極策が裏目に出て第1セットを失った。「これが全てだった。少し焦ってしまった」。計12本のエースを奪われ、判断にも狂いが生じた。
  四大大会に次ぐ格付けのマスターズ大会初優勝はお預け。世界ランキング4位に再浮上する可能性も無くなった。次戦もマスターズ大会のマイアミ・オープン。「サーフェスが速くなるので自分のテニスをやりやすくなる。こことは違った展開になる」。早すぎる終幕に、懸命に前を向くしかなかった。(インディアンウェルズ時事)

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