社会そのほか速
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ノルウェー戦でストーンを投じる小野寺=16日、札幌市月寒体育館
前日は強豪に連勝。その価値も、日本より世界ランキングが低い2チームとの対戦で不覚を取れば半減する。スキップ小笠原が氷を読むのに苦しむ場面があり、手を焼く結果となった。
小笠原の経験だけで勝てるほど、この大会は甘くない。いわば、日本の若手が試された日でもあった。ノルウェー戦は第4エンドまでに3点を先取される展開。ここで第5、6エンドに小野寺のドローショットが光り計4点を奪った。第6エンドは当てづらいガードストーンの後方に置くショットを続け、ハウス内にストーンをためた。この布石が生き、最後に小笠原のショットで2点。流れを完全に変えた。
フィンランド戦は吉村が活躍。同点で迎えた第9エンド、2投ともショットを巧みに曲げてハウス中心に集め、一挙3点につなげた。
本来は速いショットが得意な若手2人が見せた、柔らかなコントロール。昨年加入し、ドローショットを重点的に磨いてきた吉村は「徐々に精度が上がってきている」と自信を深める。
17日には、日本と同じくプレーオフ進出の当落線上にあるとみられるロシア戦がある。「相手は強豪国ばかり。自分がいいショットを決めないといけない」と小笠原。若手の勢いを肌で感じているからこそ、自身が本来の役割を果たせば上位に食い込めると信じている。