[3.15 J2第2節 京都0-2磐田 西京極]
　
　　ジュビロ磐田はアウェーで京都サンガF.C.に2-0で快勝し、北九州との開幕戦(3-1)に続いて開幕2連勝を飾った。8日の開幕戦では福岡を3-1で下した京都だが、ホーム開幕戦に敗れ、連勝はならなかった。
　
　　磐田は前半21分、DF駒野友一の左CKをニアでFWジェイがそらし、ファーサイドに走り込んだDF藤田義明が右足で蹴り込む。190cmの元イングランド代表FWが打点の高いヘディングで先制点をアシストした。
　
　　前半28分には中盤で相手の横パスをMFアダイウトンがカット。そのままドリブルで持ち上がると、DF山口智、MF金南一の間を突破してPA内へ切れ込み、右足でゴールに流し込んだ。アダイウトンは開幕戦に続いて2戦連発。2-0とリードを広げた。
　
　　京都は後半開始からFWダニエル・ロビーニョを投入し、反撃に出るが、後半12分、DF黄大城の左クロスに合わせたダニエル・ロビーニョのヘディングシュートはゴール右へ。同38分には左クロスのこぼれ球を途中出場のFW宮吉拓実が胸トラップから左足ボレーで狙ったが、惜しくも左ポストを直撃した。
　
　　相手の決定力不足にも助けられた磐田。後半アディショナルタイム、右サイドを駆け上がったMF太田吉彰がマイナスに折り返し、MF小林祐希が決定機を迎えたが、シュートは枠を捉えられない。ダメ押しの3点目を奪うことはできなかったが、2-0で逃げ切り、今季初の完封勝利をおさめた。
　
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