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日本代表監督にハリルホジッチ氏が就任へ
日本サッカー協会は5日、日本代表の新監督に前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏が就任することで基本合意に達したことを明らかにした。12日の理事会で承認を受け、正式決定する。
62歳のハリルホジッチ氏は昨年のブラジルW杯でアルジェリアを率い、グループリーグを1勝1分1敗で突破。同国初のベスト16に導いたが、決勝トーナメント1回戦でドイツにPK戦の末、敗れた。大会後に退任し、トラブゾンシュポル(トルコ)の監督に就任したが、昨年11月に双方合意の下で契約解除となっていた。
現役時代はナントやパリSGなどでプレーし、旧ユーゴスラビア代表として1982年のスペインW杯にも出場。引退後はラジャ・カサブランカ(モロッコ)、リール(フランス)などで監督を歴任。08年からコートジボワール代表の監督を務め、2010年の南アフリカW杯出場に導いたが、2010年1月のアフリカ選手権で準々決勝敗退に終わり、同年2月に解任された。その後はディナモ・ザグレブ(クロアチア)の監督に就任し、2011年6月からアルジェリア代表を率いていた。
日本代表は昨年のブラジルW杯後、ハビエル・アギーレ前監督が就任したが、今年1月に行われたアジア杯は準々決勝で敗退。大会後、八百長疑惑でスペイン検察当局の告発が裁判所に受理されたことを受け、2月3日に契約解除を発表し、後任人事を進めていた。