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「貪欲で野望に満ちた」スターティングイレブン
DFBポカール・ベスト16、バイエルンは2部ブラウンシュバイクを相手に完勝を収めた。そして、何よりも目立っていたのは貪欲な姿勢。そこには、ペップ・グアルディオラ監督が求める理想があった。
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試合後にアラバは「ゲームは完全に支配していた」と振り返った。
2015年3月4日、DFBポカール(ドイツカップ)ベスト16、バイエルン・ミュンヘンはホームに2部所属のブラウンシュバイクを迎える。
バイエルンの対ブラウンシュバイク戦の先発メンバーは次のとおり。布陣は4-1-4-1である。
【GK】ノイアー、【DF】右SBラフィーニャ、右CBボアテング、左CBダンテ、左SBアラバ、【MF】ボランチにアロンソ、2列目は右からロッベン、ゲッツェ、シュバインシュタイガー、リベリー、【FW】レヴァンドフスキ。
また試合後にアラバが「僕たちが目標達成に対してとても貪欲で野望に満ちているところが見て取れたはず」とコメントを残したように、2部のチームを相手にしても、「貪欲で野望に満ちた」スターティングイレブンである。
そしてバイエルンはブラウンシュバイクに対して「完全に」勝利を収めた。前半終了間際の46分、アラバが直接FKを突き刺して先制に成功する。
57分には、エリア手前からゲッツェが、デカリとコレイアの両CBを翻弄して交わし、決勝点となるゴールを決めた。2-0。監督グアルディオラも「ゲームを支配することが出来た。満足している」と言葉を残した。
バイエルンが「ゲームを支配」したことは、キッカー電子版によるデータにも見て取れる。
パス本数は880本、そのうちパス成功数は784本で、成功率は89%。ボール支配率は78%である。そしてシュート数は23本となった。これらの数字からも、ブラウンシュバイクを相手にバイエルンが、グアルディオラの理想を体現したことが良く解る。
そういったデータに加えて、ブラウンシュバイク戦で目立っていたのは、バイエルンのボールを奪い返す力、である。
「90分間敵陣でプレーする」というペップの理想
10分、アロンソのパスをカットしたボランドが自陣からドリブルを始めるが、シュバインシュタイガーとラフィーニャで挟み込むようにして、最後はボアテングがボールを奪う。
11分には、ボアテングの縦パスをデカリがカットしたボールを、そのままアロンソがカットして、ゲッツェに縦パスを入れる。…