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バルセロナのルイス・エンリケ監督は21日、リーガ第28節・レアル・マドリー戦の前日記者会見で同試合について言及した。
この試合の結果によってリーガの優勝が決まるという声も少なくないが、L・エンリケ監督は「宿敵であり順位においても最も近い相手だから特殊な試合だけど、何が起ころうと決着はつかない。まだ残り10試合ある」と、冷静に語った。
両チームのレベルが拮抗している中、「ホームでのプレーはモチベーションとなるから、役に立ってくれることを願う」と、サポーターの応援を求めた。
L・エンリケ監督はマドリーについて「リーガ前半戦の様なマドリー。2人、3人が前でプレスをかけて速いボールの流れを狙い、セットプレーを活かし、連係プレーを狙うだろうね」と語った。
マドリーの低調ぶりによってチームではマニータ(5-0)で勝つ可能性について話されたかと訊かれた際「そんなコメントは一つも聞いていないし、私が送るメッセージでもない。選手達は馬鹿ではない。自信があるのは良いが、楽勝だとは思っていない。絶対に苦しむことになるだろう」と、気を引き締めた。
クリスティアーノ・ロナウドもここ最近の試合は活躍していないが「最前線の選手達は絶頂期にいなくても一人で勝利をもたらすことができる。私はある選手一人だけに注意を払うつもりはない」と、警戒心を強めた。
また、監督としてキャリア250試合を迎えるルイス・エンリケ監督だが「貴方達が私に何か奢ってくれるか期待しているよ」と、ユーモアを混ぜながら記録などを気にしない姿勢を示した。