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バルセロナ会長はスペイン代表MFシャビの中東行きを容認しているようだ。27日、スペイン『スポルト』が報じている。
ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「私が昨夏に彼と話したことを伝えよう」と同選手の移籍について次のように語った。
「シャビは未来を決める権利を手に入れたんだ。たしかに彼は2016年の6月までクラブと契約を結んでいる。しかし、彼がもし望めば、契約より前に移籍することはできる。クラブは全力でサポートするよ」
また、同じく移籍が噂されているブラジル代表DFダニエウ・アウベスについては、「彼とは近いうちに会談を行なう予定だ。何も言うことはできない」としながらも、「彼は既に来季に向けて準備し始めている」と移籍の可能性を示唆した。
これまで同選手にはメジャーリーグ・サッカー(MLA)やJリーグのFC東京などへ移籍の噂が浮上していた。アル・サッドに移籍することになれば、アジア・チャンピオンズリーグでJリーグのクラブと対戦する可能性もある。
約20年に渡ってバルセロナ一筋のサッカー人生を歩んできたシャビ。偉大なカピタンの退団と、新たな挑戦に注目が集まっている。