<ピュアシルク・バハマLPGAクラシック 最終日◇8日◇オーシャンクラブGC(6,644ヤード・パー73)>
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2015年米国女子ツアーのルーキーであるキム・セヨンは、メジャーチャンピオンのユ・ソンヨン、同じくルーキーのアリヤ・ジュタヌガンとの1ホールによるプレーオフを制し、「ビュアシルク・バハマLPGAクラシック」を制した。韓国女子ツアーで通算5勝を挙げているキムは、今シーズン1番目の“ロレックス初優勝選手”となった。
「間違いなく夢でした。とてもうれしいです。10年前から夢見ていたことなので」
キムは第3ラウンドを最終日の朝に1アンダー“72”でホールアウト。首位のユ、インビー・パークと2打差の通算9アンダーで最終ラウンドに臨んだ。
最初の5ホールで3つのバーディーを奪い首位に立つも、パー4の8番でこのラウンド唯一のボギー。キムは18番までリーダーボードを一度も見ていなかったという。
すでに通算14アンダーでホールアウトしていたユとジュタヌガンを1打差で追っていたキム。グリーンサイド手前ラフからのチップショットで約1メートルのバーディーチャンスにつけ、プレーオフに滑り込んだ。
キムは今まで何度もプレーオフを経験している。5年プレーした韓国女子ツアーでは5回、うち4回勝利している。18番でプレーオフをはじめた際は緊張しなかったキムだが、勝負を決める1.2メートルのバーディーパットではプレッシャーを感じていたという。
「パットの前はとても緊張していましたが、大丈夫でした」
トップ10以内を目標としていたキムにとって、キャリア初優勝はうれしい驚きだった。その前の「コーツ・ゴルフ選手権」では予選落ち。しかし、韓国から米国女子ツアーに主戦場を変えたキムにとって、トップ10は大きな目標の1つにしかすぎない。
「オリンピックで韓国代表に選ばれたくて米国女子ツアーに参戦しました。それへの大きな一歩となるこの勝利は、自分にとって大きな意味があります」
これで女子世界ランキングは40位から23位に上がる見込み。オリンピックには最上位4名までが選ばれるが、現在韓国人の4位は、ランキング11位のベク・クジョンだ。
なお、先週勝利したチェ・ナヨンに続き、2015年は開幕から2人続けて韓国人選手による優勝となった。
※USLPGA公式サイトより提供
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大混戦!ジェイソン・デイが4人のプレーオフ制し逆転V!国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が3月6日(金)からいよいよ開催される。昨年は香妻琴乃が勝ち星こそなかったものの、ホステス大会の「サマンサタバサレディース」などで優勝争いに絡むなどし、人気が爆発した。毎年新しいヒロインたちが誕生しいる女子ツアーだが、今季活躍しそうな注目の新鋭を紹介する。
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1人目は昨季ファイナルQTで11位に入り、今季が初のツアーフル参戦となるプロ2年目の20歳、松森彩香。祖父の影響で4歳でゴルフを始め、小学校5年生の時に数々の有名プロを育てた江連忠ゴルフアカデミーに入門。ゴルフに限らず幼少の頃から運動が得意で、入門の前後ぐらいから「プロゴルファーになりたい」と思い始めたという。その後、研鑽を重ね日本大学高等学校3年時に日本女子アマベスト16 に入るなど実績を残し、2013年にプロテストに合格。プロゴルファーとして歩みだした。
昨年はレギュラーツアー9試合に出場し、最高位は「meijiカップ」の27位。江連氏にキャディをしてもらい、「自分のできること、できないことが分かった」と様々な収穫を得たという。やはりシード選手との大きな違いは「ショートゲームの上手さ」だそうで、このオフもアプローチを重点的に練習しているという。
アマチュア時代と異なりほぼ毎週試合があるので「体力面は一年を通しての課題になると思う」と新しい環境に不安もあるが、「私が入った頃から(諸見里)しのぶさん、(上田)桃子さんがいて、お二人がツアーにいるのが心強いですね」と頼りになる先輩たちがいるのが強み。同門で昨年のダイキンの覇者、O・サタヤ(タイ)とは1月のタイ合宿で琉球ゴルフ倶楽部に似たコースをラウンドし、攻略法などを教えてもらったという。
今季の目標は「まずはシード権を獲りたい。その中で優勝も狙っていければと思います」。ドライバーの平均飛距離は240~250ヤードで「ショットには自信があります。アイアンもドライバーも。そこで魅せるゴルフをしていきたいです」とショットで魅せるゴルフが信条だ。
身長は170センチのすらっとした長身の大型プレーヤー。心強い先輩たちに支えられながら、開幕戦から活躍を目指す。「全試合トップを目指したい」、初のツアーフル参戦、大きな夢を胸に今年1年を戦い抜く。
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