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■浦和レッズ 湘南戦で今季公式戦初白星をマーク、ホームで連勝を狙う
浦和はシーズン開幕となった2月25日のACL水原三星戦を逆転負けで落とし、続くゼロックス・スーパーカップではG大阪に停滞感漂う内容で敗れると、さらにホーム初ゲームとなったACLブリスベン・ロアー戦でも敗戦。公式戦3連敗を喫した。
リーグ終盤の失速でタイトルを逃した昨年の失望感に、今シーズンのスタートダッシュ失敗による落胆が相まって、チームには重苦しい雰囲気が漂っていたが、リーグ開幕戦となった7日の湘南とのアウェーマッチで今季初勝利を収めたことで、とりあえず悪い流れを一旦止めることはできた。また、水原三星戦からずっと週2試合という過密日程が続いていたが、湘南戦から今回の山形戦までは中6日であったため、落ち着いて準備することができたのも大きい。
湘南戦では興梠慎三が首に痛みを抱えながらプレーし、ゴールを決めた際には鼻骨を折るなどして前半のみで交代。同選手の状態が心配されたが、12日には全体練習に合流。コンディションを含めて万全の状態とは言えないものの、とりあえず動ける状態にはある。一方で、右ひざ痛の李忠成、太ももの張りを訴えていたズラタンは12日の練習も別メニュー。永田充も全体練習には加わっていなかった。
ペトロヴィッチ監督は守備陣などの一部選手を除いてターンオーバー制を敷き、選手たちのコンディションに配慮する戦いをしている。ただ、新加入選手も多いため、メンバーの頻繁な入れ替えはコンビネーションの練度を下げるという側面もある。また、山形戦では中2日で控える17日のACL北京国安戦も見据えながら先発メンバーを決めなければならないという難しさもある。(totoONE編集部)
■浦和予想スタメン
3-4-2-1
GK
西川周作
DF
森脇良太
那須大亮
槙野智章
MF
梅崎司
青木拓矢
阿部勇樹
宇賀神友弥
武藤雄樹
高木俊幸
FW
石原直樹
■モンテディオ山形 前節はダービーで敗戦、持ち前のプレスがうまく掛からず
仙台との“みちのくダービー”となった開幕戦は、63分に相手が一人少なくなったにも関わらず、それ以降に失点して敗戦。内容的にも、持ち味である前からのプレスがしっかりと掛からず守備に追われ、J1の厳しさを身を持って感じる試合となった。
気持ちを切り替えて臨む第2節の相手は浦和。埼玉スタジアムは、仙台のユアスタにも増してアウェー感満載になることは必至だ。…