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オリオールズ時代に痛めた古傷も、指揮官は「予防措置に近い」と軽症を強調
左太もも裏の違和感を訴えて別メニュー調整中のレッドソックス・上原浩治投手が、4月6日の今季開幕戦・フィリーズ戦での登板について「ギリギリの判断になる」と語り、間に合わない可能性も示唆している。地元テレビ局「コムキャスト・スポーツネット」が報じた。
上原は17日(日本時間18日)のブレーブス戦前の練習でランニング中に左太もも裏に張りを覚えたという。試合への登板は緊急回避。オリオールズ時代の2010年3月にも痛めた古傷で、当時は開幕から28試合を欠場していた。
現在、上原は軽い投球練習を再開できる程度に回復しているという。
ジョン・ファレル監督は18日の練習後に「彼は平地での投球練習を続けることになる。もしも、(太ももが)負荷に耐えられる状況になれば、マウンドでの投球練習を再開する」と語った。オリオールズ時代の故障とは異なり、「予防措置に近い」と軽症であることを強調している。
本人は「怖いって気持ちが出てしまう」も「過去よりも先を見て!!」と前向き
一方、上原は開幕戦での復帰について質問された際に「ギリギリの判断になるのではないか。でも、間に合わなければいけない。(この症状は)以前、経験したものだけど、そこまで深刻ではないかもしれない。なるべく早く試合に戻りたい」と語ったという。
4月3日に40歳となる百戦錬磨のベテランは「オープン戦に投げなくても、(公式戦で)投げられる準備はできるかもしれない」とも話し、調整次第でレギュラーシーズンにぶっつけ本番で臨む可能性も明かしている。
また、自身のブログでは「何とか開幕までは間に合うとは思うけど、また怖いって気持ちが出てしまうなぁ」と本音を明かしつつ、「過去よりも先を見て!! やってしまったことは、取り返しがつかないんだから…」と前向きに綴っている。
上原は昨年、6勝5敗26セーブ、防御率2.52と活躍。終盤戦では不調に陥ったものの、前半戦は驚異的な投球を続け、7月にはメジャー自身初となるオールスターにも選出された。今季、メジャー屈指の大補強を展開したレッドソックスにとって、絶対守護神の健康状態は2年ぶりのワールドシリーズを狙う上で大きな鍵となりそうだ。