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進化する右腕をできるだけア・リーグ相手に登板させない?
ヤンキースの田中将大投手がメジャー2年目の開幕へ向けて好調を維持している。オープン戦2度目の登板となった18日(日本時間19日)のブレーブス戦は、3回2/3を投げて2安打無失点、無四球、3奪三振。チームはナ・リーグ東地区の相手に12ー5で勝利した。
12日のオープン戦初登板でも、2インングをわずか19球で投げきり、無失点に抑えた田中。対戦相手は同じブレーブスだったが、2年目右腕に1年を通して大黒柱としての役割を期待するジョー・ジラルディ監督は、できるだけ同じア・リーグ球団との対戦を避けさせるつもりだという。地元紙「デイリー・ニューズ」が報じている。
この日、田中が圧巻の1球を投じたのは初回。1死走者なしで左打者のジェイス・ピーターソンに対し、カウント2-2から内角へツーシームを投げ込んだ。打者は体近くに向かってくるボールに思わず体をのけぞらせたが、そこから急激に変化してストライクゾーンへ。見逃し三振に切って取った。
8年ぶりに広島に復帰した黒田博樹投手が、日本球界に衝撃を与えている「フロントドア」。昨季、黒田とチームメートだった田中も、大先輩の投球をヒントに今キャンプから本格的に取り入れているが、新たな武器の切れ味をまざまざと見せつけた。メジャー2年目のシーズンへ向け、確実に進化している。
「素晴らしいボールを持った投手の1人。彼を打席で迎えることはタフ」
記事では、田中の投球術を絶賛するジラルディ監督のコメントを紹介している。
「彼のピッチングには打者を幻惑する要素がある。それが攻略を困難にさせている。彼のスプリットを取ってみても、ストライクを取れるスプリットを投げることができるし、次のスプリットは更に変化する。これでは難しい。素晴らしいボールを持った投手の1人。彼を打席で迎えることはタフだ」
早くも威力を発揮している「フロントドア」が、田中の投球の幅をさらに広げる1球になることは間違いない。さらに、その他のボールの状態も含め、出来るだけシーズン開幕までに手の内を見せないことがプラスになるとチームは判断している。
「映像を見ることはできる。でも、実際に打席に立たなければ分からない」
記事では「他のライバル球団は田中のスカウティングに映像を使うことになるが、ジラルディはオープン戦で実際に対戦しないことが、打者にとって不利に働くと考えている」と指摘。…