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下ネタ総集編(1)

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下ネタ総集編(1)

下ネタ総集編(1) 

コミュニケーションかセクハラか?

 

  • その一言、コミュニケーションかセクハラか(写真はイメージです)
  •   世に下ネタは尽きまじ・・・ということでもないでしょうが、下品な会話によるトラブルは依然としてあとを絶たないようです。

      特に、男性の一定年齢層以上の人たちにとっては、相変わらずコミュニケーションのつもりという感覚が根強くあり、それが繰り返される原因となっているようです。

      そこで、言葉のセクハラ総集編として、下ネタオンパレードの事件を取り上げて、裁判所はどんな判断をしたのかについてみておくことにしましょう。普通裁判では、いろいろな発言を一括してとりあげて判断していますが、この事件ではめずらしく、下ネタの一つ一つを取り上げて丁寧にジャッジをしています。

      その裁判は、水族館の運営などを行っている株式会社の男性従業員らが女性従業員に対して性的な発言をするなどのセクシュアルハラスメントを行ったとして処分されたことに納得がいかないとして、男性従業員らが訴訟を起こしたものです。(「懲戒処分無効確認等請求事件」平成25年9月6日大阪地裁判決)

      裁判では、セクハラを理由に出勤停止処分と降格されたことに対して、セクハラはしていないので処分及び降格は無効であるとして争ったケースです。もちろん、言葉の正確な表現やどのような場面で言ったのかなどについての主張の違いはありますが、ここでは言った言葉とそれに対する評価だけを取り上げてみることにします。

    繰り返された下ネタ

     

      裁判で取り上げられた主な言葉は、次のようなものです。

      (1)「俺のん、デカくて太いらしいねん。やっぱり若い子はその方がいいんかな?」などと、浮気相手が本人の性器についてした評価の話をしたり、何度かにわたり、自らの性欲について、「夫婦間はもう何年もセックスレスやねん」、「でも俺の性欲は年々増すねん。なんでやろうな?」、「でも家庭サービスはきちんとやってるねん。切り替えはしているから」などと述べた。

      (2)浮気相手が自動車で迎えに来ていたという話をする中で「この前カー何々してん」と言い、「何々」のところを相手にわざわざ言わせようとするように話をもちかけるなどした。

      (3)落とし物の引き継ぎをする際に、耳打ちをするように「中にコンドーム入ってたわ」と言ったり、「そら年頃やから要るもんな」と言ったりした。

      (4)セクハラ研修後に「あんなん言ってたら女の子としゃべられへんな」や「あんな言われるやつは女の子に嫌われているんやな」などと述べた。

      (5)多くの女性従業員に、上から目線で一方的に、かぶせるように次々と、何回もしつこく「人生もっと遊ばなあかんで」、「なんで遊ばんの?」などと述べた。

      (6)「いくつになったん?」、「もうそんな年になったん。結婚もせんでこんな所で何してんの、親泣くで」と述べたり、「もうお局(つぼね)さんやで、怖がられてるちゃうん」と述べたり「30歳にもなっても親のスネかじりながらのうのうと生きていけるから、仕事やめられていいなあ。うらやましいわ」などと述べたり「チケットブースの子はみんな遊び人や、開放的や」などと述べたりした。

      (7)「夜の仕事とかせえへんのか?」などと述べたり、「女の子は男に甘える方がいいで」などとも述べたり、「素人と浮気しまくるのと風俗で毎月1万5000円ポッキリで身も心もすっきりしているのとどっちがいい」「お前の父さんも絶対浮気とか遊んだりしてるぞ」と述べたりした。

      (8)具体的な男性従業員の名前を複数挙げて「この中で誰か1人と絶対に結婚しなあかんとしたら、誰を選ぶ?」「地球に2人しかいなかったらどうする?」と何回もしつこく聞いた。

    言った側は「特に悪気はない」

     

      処分を受けた側の認識としては「セクハラとは『相手方の意に反することを認識の上で』されることであるから、本件においては、相手が不快に感ずる発言があったとしても、対応や周囲の状況から、特に悪気なく発言したものであり、相手の意に反することを認識して行ったものではない」というのが、反論です。つまり、あくまでコミュニケーションの一環に過ぎないということです。

      少し度の過ぎた下品な言動はともかく、こんな発言に近いものはあなたの職場にもありませんか。果たしてこうした発言は「冗談」や「コミュニケーション」で済まされるでしょうか。こんな発言が裁判ではどのように評価されたのかは次回で詳しくみていくことにしましょう。

      (次回は11月4日掲載予定です)

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