かつての人気SFドラマのキャストが、ファン集会に現れた本物のエイリアンに「自分たちの惑星を救ってほしい」と頼まれるドタバタSFコメディ『ギャラクシー・クエスト』。人気SFドラマ『スター・トレック』のパロディ満載で大ヒットした本作のテレビドラマ化企画が進んでいるという。DeadlineやVarietyなどの海外メディアが伝えた。

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　米パラマウント・テレビジョンが同じグループのパラマウント・ピクチャーズ保有の映画をテレビドラマ化する企画を積極的に進めているが、映画版の脚本を担当したロバート・ゴードンが現在、テレビ版への参加を打診され、契約交渉を進めているそうだ。ドラマ版にはほかに、映画版を監督したディーン・パリソット、製作のマーク・ジョンソンも参加する見込みとのことで、3人は製作総指揮として名を連ね、ゴードンは脚本も兼任するという。

　テレビ版でのリバイバルについて、パラマント・ピクチャーズはコメントを断ったとのこと。

　映画版『ギャラクシー・クエスト』には、SFドラマのキャストとして過去の栄光にすがり、宇宙で戦う羽目になる俳優陣をティム・アレン（映画『トイ・ストーリー』シリーズ）、シガニー・ウィーヴァー（映画『エイリアン』シリーズ）、アラン・リックマン（映画『ハリー・ポッター』シリーズ）ら、俳優たちを本物のヒーローと勘違いして助けを求めにやってくる宇宙人をエンリコ・フラントーニ（海外ドラマ『ヴェロニカ・マーズ』）やミッシー・パイル（映画『ゴーン・ガール』）、ジェド・リース（映画『エリザベスタウン』）らが演じた。

　パラマント・ピクチャーズでは本作のほか、リチャード・リンクレイター監督作『スクール・オブ・ロック』（04）や、マーク・ウォールバーグ主演『ザ・シューター/極大射程』（07）、レオナルド・ディカプリオ主演『シャッター アイランド』（10）などのテレビドラマ化を進めている。