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沖縄を代表する3人組バンドBEGIN。1990年3月21日の「恋しくて」のデビューから満25周年の記念日となる3月21日、地元・石垣島にある石垣市中央運動公園 屋内練習場特設ステージにてワンマンライブを開催した。石垣島でのワンマンライブとしては約6年4ヶ月ぶりとなる、この記念すべき日を祝う為、全国各地から約3000名が集まり、石垣島がお祝いムード一色に染まった。
デビューして四半世紀。沖縄の小さな島:石垣島から巣立った3人が、ブルース、島唄とともに、ハワイや今や地球の真裏:ブラジルの人々ともつながっている。25年前は想像できなかった世界が今、彼らの目の前に広がっている。今回のアニバーサリーライブは、地元開催という事もあって、「島に恩返ししたい、島で皆さんとお祝いがしたい」というメンバーの言葉通り、メンバーの同級生はじめ、地元の方々といろんな場面で“手作り”感あふれるアットホームなライブになっている。
開演の3時間前に“音楽公園”と称されたエリアを開場。メンバーがお勧めする、お付き合いの深いお店が軒を並べ、待ちわびたファンが、オリオンビールや八重山そば、オニササ(おにぎりと鶏ささみフライ)とオッポー(おにぎりとポーク(スパム)てんぷら)など地元の名物惣菜で腹ごしらえ。またBEGINがヤイリギターと共同開発した弦楽器“一五一会”教室も行われ、会場前でもファンは楽しんだ。
今回の記念すべきライブ会場に選ばれたのは、プロ野球のキャンプ地としても利用される石垣市内の屋内練習場。ステージ上には、さとうきびで作られた「BEGIN」の大きな文字。実は、BEGINメンバーの手作り。「デビューする時は3人だけだった」。当時を思い出しながら“自分たちの名前”を自分たちが育った地の慣れ浸しんだ名産物で作り上げた。会場にほのかな、キビの匂いが漂いなんとも“らしい”ステージが完成していた。
そんなBEGINが辿ってきた軌跡を追うような流れで、2部構成でのライブ。1部オープニングは、沖縄からはるか遠くカントリーの聖地:アメリカ・ナッシュビルでレコーディングした、まさに「NASHVILLE」からスタート。3人だけの抜群のコーラスワークが会場に響き渡り、この曲だけはピアノの上地等もギターを抱え、3本のギターでのパフォーマンス。これ以上ないくらいのお祝いムードの中、ライブスタート。
第一声は「みなさんようこそ、そしてただいま!皆さんのおかげで25周年をこの石垣島で迎えることができました。…