社会そのほか速
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10代、20代の若者を中心に人気を集めている4人組ロックバンド、androp。演出にもこだわった精力的なライブ活動でライブバンドとして頭角を現す一方、現在放送中のドラマ『ゴーストライター』(フジテレビ系)や映画『鈴木先生』主題歌など、タイアップに引っ張りだこの存在として注目を集めている。業界関係者をも惹き付けてやまない魅力はどこにあるのだろうか?
androp、新曲が中谷美紀主演ドラマ主題歌に
andropは2009年12月、1stアルバム『anew』でデビュー。当初は純粋に音楽で勝負したいとプロフィールなどを公開せずに活動を行っていたが、王道のJ-ROCKの流れを受け継ぐどこか哀愁漂うメロディラインや歌詞、独自に洗練されたサウンドで、ロック好きの若者を中心にじわじわと人気を拡大していった。アートディレクター・田中勤郎氏とタッグを組んだCDジャケットのアートワークも話題を集め、2011年発売のアルバム『door』は同年の「ミュージック・ジャケット大賞」で準大賞を受賞。『door』の頃からメディアにも度々登場するようになり、2013年には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演するなど活動の幅を広げている。昨年は国立代々木競技場第一体育館での初のアリーナ単独公演をソールドアウトさせ、約1万人を動員した。
彼らの魅力は何と言っても、前述のCDジャケットや国内外で数々のアワードを受賞したミュージックビデオなど、多角的なアプローチで構築された音楽の世界観だろう。時には囁くように、時には情熱的に歌うボーカル・内澤崇仁の歌声はどこか優しく、聴覚、視覚と、様々な方向から流れ込んでくる音楽の情報と絶妙にマッチしている。それはドラマや映画のタイアップも同様。作品の世界観を壊すことなく、見終わったあとに絶妙な余韻をもたせるのだ。
それは3日より放送されている『三ツ矢サイダー』『三ツ矢フルーツサイダー』シリーズの新CMでも存分に発揮されている。CMは多部未華子、福士蒼汰、小松菜奈、それぞれが演じる若者が一歩を踏み出していくオムニバスストーリーで、CMのために書き下ろされたアップテンポな新曲「Yeah!Yeah!Yeah!」が前向きに頑張る若者たちの心に寄り添い、そっと背中を押す。これから訪れる春に向けて、ハジけた楽曲が話題を集めていきそうだ。
タイアップを通して、音楽リスナー以外への認知も広がってきている。2015年、いよいよ本格的ブレイクなるか、andropの今後の活動に期待していきたい。