【モデルプレス】AKB48の川栄李奈（20）が26日、さいたまスーパーアリーナで行われた『AKB48 春の単独コンサート～ジキソー未だ修行中！～』にてAKB48からの卒業を発表した。
　
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　コンサートも残り１曲を残した時点で、各48グループの支配人がステージに登場し、春の人事異動（グループメンバーシャッフル）を発表。次々と名前と新しいチーム名が呼ばれていく中、最後にAKB48グループ総支配人の茅野しのぶ氏の口から出た言葉は「川栄李奈、卒業」。
　
　会場が騒然とする中、川栄は、「私は、去年の事件があって握手会に出られなくなって、やっぱりAKBは握手会を大事にしているけど、私は握手会に出られないし、これからも出られることはないし、どうしようかなと思っていて、周りの人は『気にしなくていいよ』って言うけど、自分ではすごく気にしてしまって、やっぱり私は自分がやりたいことを今、できる限りやりたいなと思った。私はお芝居をすることがすごく好きで、ドラマに出させてもらって、すごく周りの方から刺激を受けて、私はAKBじゃなかったら、普通に通用しないし、演技も下手だから、そこも1から勉強して、自分の夢を追いかけたいなと思いました」と涙ながらに理由を説明。
　
　これに、48グループ総監督の高橋みなみは「同じメンバーとして、同じチームとして、選抜として同じ場所にいて、川栄の苦悩というか、そういうものはあまり出さない子だけど感じていました。でも、長くいる先輩から言わせると、川栄早いよ…」と涙ながらに語り、次期総監督の横山由依は、「頑張って！（私が川栄の）１番のファンやから！」とエールを送った。
　
　◆高橋みなみ、涙のエール
　
　コンサート後に行われた展覧会『AKB48衣装ミュージアム～衣装が語る少女たちのキセキ～』の記者発表会で、川栄の卒業について聞かれた高橋は「本当にみんな驚いていますし、私自身も驚きました。彼女自身が決めたことなので、まずは応援してあげたいなと、一メンバーとしての気持ちです」と語り、「AKBのメンバーである以上、たくさんの決断に出くわすことがあると思います。その道が正しいのか、私も卒業発表をしている身なので、卒業してみないと分からないこともあると思いますが、卒業して1人になってみてから、その道が正解だったんだと、自分自身で決断したものを成功に導いていきたいなと思いますので、川栄李奈の応援をよろしくお願いします」とコメントした。…