社会そのほか速
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清酒「黄桜」のCMキャラクターや「仙人部落」で知られる漫画家の小島功(こじま・こお、本名=こじま・いさお)氏が14日、脳出血のため死去した。87歳。葬儀・告別式は28日午後1時半、東京都港区芝公園4の7の35、増上寺で。喪主は長男、匠(たくみ)氏。
昭和3年、東京生まれ。早くから漫画家を志し、川端画学校、太平洋美術学校などに学んで雑誌に投稿。次第にエロチックナンセンスの世界を展開していった。
22年に独立漫画派を結成。31年から雑誌「週刊アサヒ芸能」で「仙人部落」を開始、流麗な筆致で描いたしなやかな美女のイラストで人気を博した。49年には清酒「黄桜」のキャラクター、カッパのイラストで一世を風靡(ふうび)。生涯あでやかな美人画を描き続け、「現代の浮世絵師」と呼ばれた。
昭和43年、歴史に取材した「日本のかあちゃん」などで文芸春秋漫画賞を受賞。平成2年に紫綬褒章、12年に勲四等旭日小綬章。後進の育成にも尽力し、昭和39年に日本漫画家協会を設立。理事長を経て現在は名誉会長を務めていた。
司会者、俳優として活躍した愛川欽也(あいかわ・きんや)さん(本名・井川敏明)が15日に死去していたことが16日、分かった。80歳だった。
【写真】憔悴しきった表情で遺影を持つうつみ宮土理
肺がんと闘いながらも、最近まで仕事を続けた。映画「トラック野郎」やドラマ「西村京太郎トラベルミステリー」などの人気シリーズで、個性的な魅力を発揮。「なるほど!ザ・ワールド」「出没!アド街ック天国」などの長寿番組の名司会者としても親しまれた。
愛川さんの訃報はこの日、親しい関係者に伝えられていた。「昨日(15日)、肺がんで亡くなりました」。一方で、所属事務所関係者は午後7時35分、都内の自宅前に集まる取材陣に「明日の朝10時に(報道各社に)ファクスをお送りいたします。ご家族の意向で今、話せることは、それ以上ありません」と説明した。
00年に「劇団キンキン塾」を結成。活動拠点となる劇場を09年にオープン。自分の夢を実現させる活動も行っていた。夫人のうつみ宮土理(71)とは、前妻と離婚後の78年に結婚。芸能界きってのおしどり夫婦として知られた。
お笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀(42)がフリーアナウンサーの神田愛花(34)と交際していると、17日発売の「フライデー」(講談社)が報じている。
【写真】さんまも大ファン 神田愛花アナは実力も折り紙つき
同誌は日村の自宅マンションに神田がたびたび宿泊する様子や、ベランダから外を見つめるツーショット写真を掲載している。
日村の所属事務所は「よいお付き合いをさせていただいております」、神田の所属事務所は「大人なのでプライベートは本人に任せていますが、いいお付き合いをさせていただいていると聞いております」とした。
一部で重篤説が流れたタレントの愛川欽也(80)の都内の自宅前には16日、大勢の報道陣が集まった。午後7時半ごろ、所属事務所のスタッフが報道陣約50人を前に対応し、17日午前10時にファクスで容体について連絡する旨を伝えた。
【写真】昨年12月、“相棒”菅原文太さんの訃報に「だんだんいなくなるのかな…」と寂しげな愛川欽也
事務所スタッフは「明日午前10時、ファクスにて事務所より(容体について)ご連絡させていただきます」と説明。「ご家族の意向で、それ以上のことは分かりません。それ以上のことはお話することはございません」と報道陣からの質問は受け付けなかった。
愛川は今年3月に20年間司会を務めてきたテレビ東京系「出没!アド街ック天国」を降板。その後、病気療養中と一部で報じられた。3月30日には妻でタレントのうつみ宮土理(71)がテレビで「風邪をひいて休んでいる」などと重病説を否定したものの、4月3日には都内の自宅に介護用ベッドなどが運び込まれたと伝えられ、15日には都内の自宅に救急車が出動したとの情報が駆け巡り、自宅前に報道陣が集まっていた。
[映画.com ニュース] 鬼才・石井隆監督が自らの代表作「GONIN」の20年ぶり続編として手がける「GONIN サーガ」に、俳優業を引退した根津甚八が出演していることがわかった。根津は、石井監督たっての願いで今作限りでの復帰を決意。物語の鍵を握る「5人」の最後のひとりで、前作と同じ氷頭役を務めている。さらに、根津と同じく前作から引き続きのキャストとして、佐藤浩市と鶴見辰吾も出演していることが明らかになった。
【動画】「GONIN サーガ」特報
1995年に公開された「GONIN」は、バブル経済の崩壊を背景に、社会からつまはじきにされた5人の男たちが暴力団事務所強盗事件を起こし、壮絶な戦いに巻き込まれていく姿を描いた。続編となる今作は、前作で死闘を繰り広げた男たちの息子らに焦点を当てた物語となり、東出昌大が暴力団・五誠会系大越組の若頭だった久松茂(鶴見)の息子・久松勇人役で主演を務めている。
根津は前作で汚職により警察をクビになった元刑事・氷頭を演じ、ラストではビートたけし扮する殺し屋・京谷の銃弾に倒れた。今作ではあれから19年後、銃弾を受けながらも生死の境をさまよい、植物状態で生きていた氷頭が登場する。根津にとっては11年ぶり、50本目の映画出演となる。
黒澤明監督の「影武者」や「乱」、柳町光男監督の「さらば愛しき大地」などで高い評価を受け、日本映画界を代表する存在として数多く作品に出演してきた根津は、01年に複視(物が二重に見える視覚異常)を患う。それでも俳優業を続けていたが、04年の映画「るにん」(奥田瑛二監督)への出演を最後に俳優活動を休止。復帰のためのリハビリとトレーニングを続けていたが、10年に夫人の根津仁香さんが執筆した書籍「根津甚八」の中で、「自分自身が志すような演技者であることが困難になった」と事実上の俳優業の引退を表明していた。
石井監督作には、前作「GONIN」のほか「月下の蘭」「ヌードの夜」など7本に出演。2人はまさに盟友と呼べる間柄であり、そんな石井監督から今回「“氷頭は生きていた”を糸口にした『GONIN』のその後を根津さんとどうしても撮りたかった」という熱いオファーを受けた根津は、「本(脚本)をじっくり読んで、これなら、今の自分に出来るという気持ちがわいてきた。今までの石井監督へ感謝の気持ちもあり、素直な気持ちで、今一度、自分自身を試してみようと思った」と出演を決意した。
そんな根津の思いに応えるように、石井監督も「僕は現場で皆からなんと思われようとも、役者と監督と言う形で向き合わなければ失礼だ、と心に決めて現場に臨んだ」と、撮影現場では厳しく声をあげる場面もあったという。その様子を見ていた主演の東出は、「ご病気で麻痺の残る根津さんに叫ぶ監督の声は、自分の身も引きちぎる思いと共に叫んだ声なのだと瞬間に理解しました」と述懐。それでも根津は、「久しぶりの撮影現場の空気に気持ちが高揚して、自分はこの仕事が心底好きなんだと改めて感じた。自分の為の、セット作りも大変だったと思うのに、無理のないようにと細やかな心遣いをしていただいた。心からの、お礼を言いたい」と述べている。
そして根津と同じく前作に出演した佐藤と鶴見も、それぞれ同じ万代役、久松役での出演が決定。初の映像素材となる特報映像も公開され、その中で病院のベッドに横たわる根津の姿を確認することができる。「GONIN サーガ」は9月26日から公開。