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ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は10日、中国での発売が延期されていた家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」と携帯ゲーム機「PSVita」を3月20日にすることを明らかにした。SCEは当初、1月11日の発売に向けて準備を進めていたが、中国当局からの申し入れを受けて、「時期未定」のまま発売を延期していた。
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中国では、1980年代に任天堂のファミリーコンピュータが人気となったものの、2000年に「青少年に悪影響を及ぼす」として「ゲーム機禁止令」が施行され、一時的に緩められた時期はあったものの、原則としてゲーム機の製造・販売・流通が禁止されていた。しかし2014年1月、中国政府は上海に開設した上海自由貿易試験区で、外資系企業にテレビゲームの製造・販売を解禁すると発表。SCEは、中国の政府系企業「上海東方明珠」と合弁会社を設立し、中国市場でのゲーム機の販売準備を進めていた。
PS4は、高精細な映像に加え、ゲームのプレー動画をネット上で共有できるなどのソーシャルネットワーク要素を追加し、データ処理に負荷のかかる計算を別のコンピューターやサーバーにさせるクラウド技術を活用した高性能の家庭用ゲーム機。2013年11月に発売され、2015年3月までに世界で2000万台以上を販売しており、同社のゲーム機で最も速いペースでの普及が続いている。