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9日に発表された7、8日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人気アニメ「ドラえもん」の劇場版最新作「ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)」が初登場で首位を獲得した。全国365スクリーンで公開され、約55万7300人を動員した。興行収入は約6億4500万円だった。
同作は劇場版「ドラえもん」シリーズ35周年記念作品。宇宙海賊に滅ぼされそうな星をドラえもんとのび太が本物のヒーローとなって救う姿が描かれており、お笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二さん、観月ありささん、市村正親さんがゲスト声優として参加している。
2位はクリント・イーストウッド監督の最新作「アメリカン・スナイパー」、3位には、人気作家の宮部みゆきさんのミステリー小説を2部構成で実写化した「ソロモンの偽証 前篇・事件」が初登場でランクインした。「ソロモンの偽証」は同級生が遺体で発見されたことをきっかけに学校内裁判が開廷されるという内容で、全国311スクリーンで公開され、約9万1800人を動員した。興行収入は約1億2000万円だった。
このほか、初登場作品では10位に「劇場版プリパラ みーんなあつまれ!プリズム☆ツアーズ」が入った。テレビアニメ「プリパラ」(テレビ東京系)の劇場版アニメで、全国40スクリーンで公開された。