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1983~90年に放送された人気クイズ番組「世界まるごと HOW マッチ」(MBS・TBS系)が、フリーアナウンサーの小倉智昭さん司会で25年ぶりに一夜限りで“復活”することが17日、明らかになった。同番組でナレーターを務めていた小倉さんは「僕が世に出るきっかけとなった番組」と振り返り、その名ナレーションぶりがうけて番組開始から7年で「ギャラが6倍くらいになった」と明かした。
「世界まるごと HOW マッチ」は、大橋巨泉さんが司会を務め、世界各国の様々な商品やサービスの値段をあてるクイズ番組として一世を風靡(ふうび)。最高視聴率は33.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。小倉さんのナレーションは、甲高くて早口……という独特のスタイルで、“七色の声を持つナレーター”として注目を集めた。
小倉さんは、番組開始当時について「あまり食えない時代だった。いろんな苦労をしました。ライフラインを全部止められたこともありました」と告白。しかし、「HOW マッチ」のナレーションが「大当たり」したことで、同番組のギャラが7年間で「6倍くらいになった。たまに司会の仕事が入ったんですが、ナレーターのギャラよりも安かった。それくらい、声だけが一人歩きしたんです」と語る。
さらに、ナレーションぶりが注目を集めたことで「プロデューサーやディレクターたちが、ラジオやワイドショーに使ってくれた」と他の仕事につながった。小倉さんは同番組が「僕が世に出るきっかけとなった番組」と話し、「これがなかったら本当に今の自分はないんです」としみじみと振り返った。
今回は司会を任され、「そういうところからスタートしていますから、巨泉さんのポジションを1回だけでもやらせていただけて非常にうれしかったですね」と感慨深げで、「普通の番組をやっているときとはちょっと雰囲気が違いました」と思いを明かした。
また復活版ではナレーターも担当。同番組での久しぶりのナレーションに「あんなに体力を使うものかと。倒れそうになった」と大仕事だった様子。司会とナレーターの兼任でギャラも期待できそう?との質問には「自分が所属しているプロダクションの親会社が作っている番組なんですよね。だから絶対(買い)たたかれるよね」と苦笑していた。
今回の番組テーマは「世界を狙う日本」。世界に誇る観光都市「京都」、北陸新幹線の開通で注目の「金沢」、テニスの錦織圭選手の才能を開花させた「松岡修造さん」などを取り上げる。アシスタントは八木亜希子さんが務め、解答者として劇団ひとりさん、天野篤さん、室井佑月さん、ウエンツ瑛士さん、久本雅美さん、船越英一郎さんが出演する。22日午後10時放送。