社会そのほか速
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関西で44年にわたって気象キャスターを務め、“お天気おじさん”として人気を博している今出東二氏(67)が、今月31日をもって一線を退くことが9日、わかった。今出氏がレギュラー出演するMBSの情報番組「ちちんぷいぷい」(月-金曜、後1・55)と「VOICE」(同後6・15)で発表した。
今出氏は「VOICE」の番組最後に「長くやってきて年を重ねまして、体力もなくなってまいりました」と引退理由を説明。「これまでやってこられたのも、視聴者の方々の応援のおかげです」と感謝の言葉を述べた。
今出氏は1969年に日本気象協会に入所。解説部に所属し、71年からラジオ大阪、毎日放送ラジオ、NHKラジオなどで気象解説を担当した。
86年からはMBSの気象キャスターとなり、報道番組「MBSナウ」で天気予報を担当。2001年に日本気象協会を退所した後も、芸能事務所に所属し、キャスターとしても活動を続けてきた。
出演は関西ローカルだったが、オリコンが発表する「好きなお天気キャスター&気象予報士ランキング」で06年から09年までトップ10入り。気象協会時代の先輩で、関西テレビ出身で、全国区の存在となった故・福井敏雄さんとともに、人気のお天気おじさんとして活躍した。
番組後の会見では「福井さんは神様みたいな方で、一番天気についてよく教えていただきました。僕もファンでしたね」と思い出を述懐。今後については、芸能事務所への在籍は続けるといい「何かロケにでも出させていただければ」と希望を口にした。