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NHKで放送中の連続テレビ小説『マッサン』に森野一馬役で出演した俳優の堀井新太が、大河ドラマ『花燃ゆ』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)に出演することが16日、明らかになった。大沢たかおが演じる小田村伊之助の腹心となる中原復亮(なかはら・またすけ)役を演じる。5月31日放送の第22回から登場する。
一馬が出征するまでの3日間を描いた『マッサン』第22週
堀井は、2010年に音楽ユニット・D☆DATE新メンバーオーディションで3万人からグランプリを獲得し、翌年にドラマ『シマシマ』(TBS)で俳優デビュー。以降、音楽、ドラマ、舞台で活躍してきた。『マッサン』では主人公夫婦の娘・エマの恋の相手役を好演し、「マッサンブーム」の一躍を担った。
大河初出演が決まり、「朝ドラ『マッサン』では森野一馬という役を全力で生きました。今回の大河ドラマ『花燃ゆ』でも中原復亮という、農家の生まれから奇兵隊に入り、のちに楫取素彦を支えた幕末維新の人物を必死に全力で生きます。中原復亮の生きた跡を多くの方の心に届けることができればと思っています」と意気込みを語っている。
土屋勝裕チーフプロデューサーは「日本海に面した小さな村、三隅で生まれ育った中原復亮さんは、純朴で心優しい青年だったのではないかと思います。激動の時代の渦にみずから飛び込んだ青年中原役を、『マッサン』でも人気の堀井新太さんに依頼しました。堀井さんの純朴で真っ直ぐな雰囲気が中原にピッタリだと思います」とコメントしている。
中原復亮は、1843(天保14)年、長州藩三隅に生まれる。高杉晋作が奇兵隊を結成すると、すすんで入隊し最前線で戦うが、鳥羽伏見の戦いで負傷。明治になり、当時、熊谷県令(のち群馬県令)だった楫取素彦(小田村伊之助)に再会し、楫取のもとで働き始め、その政策を支えた。楫取の妻・寿が病気になった時、寿を東京まで送っていくなど、楫取家とは家族ぐるみの付き合いをした。昭和2年(1927)9月没。享年84。娘の中原蓬(なかはらとま)は、山口県下初の女医として活躍、故郷三隅で地域医療に生涯を捧げた。