社会そのほか速
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歌舞伎役者・坂東三津五郎さん(享年59)が2月21日、すい臓がんのため都内の病院で亡くなった。
「24日に密葬、25日には青山葬儀場で告別式がおこなわれました。斎場には6年前に撮影された遺影が掲げられ、三津五郎さんが好きだったという青色の花と白い花で彩られた祭壇には、紫綬褒章(平成21年受章)が飾られていました。三津五郎さんに最後のお別れをと集まった約5000人の芸能関係者やファンの列は、いつまでも途切れることなかったです。“大和屋!”“十代目!”の声がかけられていました」(歌舞伎関係者)
多くの人に愛された三津五郎さんだが、彼自身が愛した品があるという。生前の島倉千代子さんも好きだったという東京・青山にある精肉店の店主が明かす。
「ローストビーフ用のブロック肉4キロを、毎年年末になるとご注文頂いていました。スーパーで買うと100グラム1200円ほどの高級肉で、三津五郎さんのために特別に用意していました。このお肉をご自宅にお届けにあがると、いつもお手伝いさんが出てくるのですが、昨年末は三津五郎さん自らが玄関先に出てこられて、笑顔で、ご苦労さんと声をかけてもらいました。その時は、着物ではなく普段着姿で、とても元気そうな様子だったのですが…」
早すぎた死を悼む声はつきない。