歌手のロビン・シックとファレル・ウィリアムスが現地時間10日、2013年の大ヒット曲「ブラード・ラインズ～今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」が著作権侵害であるとして、730万ドル(約8億8330万円)の支払いを命じられた。

「ブラード・ラインズ」を手掛けたファレル・ウィリアムス

キャッチーな曲で世界中でヒットし、グラミー賞にもノミネートされた同曲は歌手マーヴィン・ゲイさんの「Got to Give It Up」と似ていることから、マーヴィンさんの家族が盗作されたとして訴訟を起こしていた。

そして、10日にロビンとファレルは著作権侵害で730万ドルをマーヴィンさんの家族に支払うことが裁判で命じられたと芸能情報誌「Variety」は伝えている。マーヴィンさんの家族は「今は自由になった気持ちです」と話し、ロビンとファレルの鎖から解放されたと明かしている。

また、ファレルの代理人は表明文で、「我々は司法手続きを尊重する中で、今日の判決にとても残念に思っています。ファレルは『ブラード・ラインズ』を彼の心、魂から作り、誰からもどこからも取っていません。我々はこの結論を再調査し、ほかのオプションを考えています。この問題について近いうちにもっと話すことになるでしょう」とコメントしている。

今後ロビンとファレル側はどう対応するだろうか。

【馬場 かんな】