社会そのほか速
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小型飛行機を操縦中、エンジン故障で米ロサンゼルス郊外のゴルフ場に不時着した米俳優、ハリソン・フォード(72)。6日、事故の様子が明らかになるにつれ、米メディアは、卓越した技術と判断力が「少なくとも数人の命を救った」と絶賛している。
ハリソンは5日午後、第2次世界大戦中の練習機でサンタモニカ空港を離陸したが、約20分後、上空900メートルでエンジン故障に気付き、管制官に空港への「即時帰還」の許可を要請していた。
事故の目撃者は、NBCテレビの取材に「民家への墜落を避けたことで何人もの命を救った。故障発生後、彼にはどんなことがあっても他人を巻き込まないと決心した瞬間があったに違いない」と話した。
サンタモニカ空港の関係者は、ABCテレビに「出力を完全に失った小型機を滑空させて、ゴルフ場のフェアウエーに不時着させた判断と技術はすごいの一語。不時着は非常に難しい技術を要する。普通のパイロットなら99%、空港を目指して墜落している。信じられないほどよく訓練されたパイロットであり、見事としかいいようがない」。
ハリソンは骨盤と足の手術を受けたが、容体は安定。ゴルフ場でプレーしていた医師2人が救出したが、漏れた燃料で小型機が爆発炎上する恐れのある中での救出劇だったという。
すべてが映画のワンシーンのようだった。