社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
春になり新生活がはじまりしばらくすると、人間関係の悩みが出てくるもの。20代をターゲットとした女性ファッション誌『MORE』(集英社)2015年5月号では”いま欲しいのは「女子コミュ力」!!!”という特集を掲載。オフィスや女子会、SNSなどでの振る舞いのあり方について網羅されていました。
25~29歳の働く女子200人に聞いた調査によると、実に80%が「女子コミュ力」を向上させたいと回答。73%が女性とのコミュニケーションに悩みがあると答え、女性上司・先輩や同僚のほか、既婚・未婚で隔てられてしまう友人との関係でも難しさを感じているなど、相当根深い問題であることが示されています。「コミュ力美人」No.1に選ばれた日本テレビの水ト麻美アナウンサーは「鈍感くらいがちょうどいいかも」とインタビューで答えていて、「先輩にはポジティブな言葉を言い続ける」「後輩にはオフに弱みを見せる」といったアドバイスもしています。『ヒルナンデス!』『有吉ゼミ』などで海千山千の出演者たちに囲まれているだけあって、人間ができていますね……。
オフィスでの”女子コミュ力”については、人材活性プロデューサーの大谷由里子さんが、「ジェネレーションギャップを認識する」「”話す”と”聞く”は9:1」「相手のトリセツをつくる」の三か条が必勝法としており、女性上司相手には「”私”も見習いたい」と主語を”I”にすることや、後輩に対してトレンドを教えてもらうなど、具体策に踏み込んでいます。特に、女性クライアントを相手にする場合、「苦手な時はひとりで行かない」というのは、なかなか言われてこなかったことなのではないでしょうか。
また、”マウンティング女子”というキーワードを世に送り出した立役者、瀧波ユカリさんと犬山紙子さんによる女子会での振る舞いについての対談も掲載。マンガで女子会が「悪口大会になる」「アピール大会になる」といったツラい場面も描かれていて、どんよりした気分に……。このような心理を瀧波さんは「自分の自慢ができない人ほど、他人の自慢にイラつく」と分析。犬山さんは「一緒にいると心から救われる女子会もある」と、疲れてまで続けたい友人関係なのか考える必要があるとしています。
また、SNSでの振る舞いについては、ブロガーのはあちゅうさんが担当。「おいおい、炎上しまくりのアナタが指南するの?」という向きもありますが、「投稿する側は、他人が自分の日常に、たいして興味がないということを自覚すべき」と、しごくまっとうな指摘をしつつ、『LINE』で延々と続くグループトークには終わりを合図するスタンプを使うといったテクや、『Instagram』のリア充画像に「いいね!」したくないという声には、見た印を送る重要性を「わずか1秒で友情が続くんです」という名言が飛び出しています。…