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39歳の女優アンジェリーナ・ジョリーが現地時間24日、卵巣と卵管を摘出したことを明かした。
アンジェリーナ・ジョリーの夫ブラッド・ピットと3人の子供たち
アンジェリーナは2013年5月に医師から乳がんになるリスクが87パーセントあること、卵巣がんになる可能性が50パーセントあると告げられ、両乳房の摘出手術を受けたことを「ニューヨーク・タイムズ」紙へのコラムで告白した。アンジェリーナの母ミシェリーヌ・ベルトランさんは2007年に卵巣がんで亡くなっており、祖母とおばもがんで亡くなっている。
そして、アンジェリーナは同じく「ニューヨーク・タイムズ」紙のコラムで卵巣摘出についてずっと考えてきたことを明かし、「乳房切除よりも複雑ではないけれど、もっと大きな影響があります。それは女性を更年期にさせてしまうのです」と説明した。アンジェリーナはホルモンの代わりになるような薬や方法を探し、摘出手術を決断するのにまだ時間があると思っていたという。
しかし、2週間前に医者から血液検査の連絡が来て、かなり初期の卵巣がんの兆候があると知らされたという。アンジェリーナは毎年腫瘍マーカーの検査を受けていて、今回卵巣がんがあると高く出るCA-125という数値は正常だったが、炎症マーカーがあったと告げられたという。アンジェリーナは「私は何千人もの女性が感じたであろうことを感じました。落ち着いて、強くいるようにと自分に語りかけました。子供たちの成長を見られないこと、孫に会うことができないと思う理由などないのだと」と綴った。すぐに夫である俳優のブラッド・ピットに電話をし、母と同じ外科医に見てもらったという。先週手術を受けたアンジェリーナはその後の腫瘍の検査が陰性であったことから、とても幸せな気持ちになったと明かした。さらに彼女はホルモンのバランスを整えるのを手助けする黄体ホルモン付加IUDという器具を子宮に入れている。
また、アンジェリーナはがん抑制遺伝子BRCA1を持っているからといって、自分と同じように手術をしなくてはいけないというわけでなく、さまざまなオプションがあり、自分に合った選択をすることが大切だと伝えている。そして、「私は今、更年期に入りました。これ以上子供を授かることはできません。見た目の変化も考えられます。しかし、私はどんなことが起きても安心しています。私が強いからではありません。これは人生の一部なのです。恐れることはありません」「子供を授かる前の人生の早い段階でこれを経験した女性を深く思います。彼女たちの状況は私よりも大変です」と明かしている。
今年6月で40歳を迎えるアンジェリーナ。自分の辛い経験を伝えて女性をサポートしようとする心に、多くの人々が感銘を受けるに違いない。
【ハリウッドニュース編集部】