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14日、CDC(アメリカ疾病対策センター)は、西アフリカ・シエラシオネでアメリカ人数名がエボラ熱に感染した疑いがあるため、アメリカ本国に搬送したことを明らかにしました。
西アフリカのエボラ熱流行地域では、新たな感染患者が減っていました。
「葬儀の際にご遺体に触れる」「エボラ熱ウイルスに感染する疑いのある野生動物を食べる」といった行為の危険性について周知。同時に、各国の援助で衛生を維持することで、感染者の減少がみられるようになってきました。
そのため、今回の感染疑いについては、不安する声も見られます。
14日のロイター通信によると、感染疑いがあるのは10人としています。ですが、これらの方は13日にエボラ熱に感染してNIH(アメリカ国立衛生研究所)に入院したアメリカ人医師と接触した可能性があるため、経過観察を行うものとしています。
現時点ではいずれも陽性反応がないため、杞憂に終わるかもしれません。
21日間の経過観察を行って、陽性反応がでなければ退院できる可能性が高いと考えられています。
必要以上に心配する必要はないと思いますが、飛行機で世界各国へ移動できる時代です。一人の患者さんへの対応を誤ると、西アフリカ地域以外での流行が広がる可能性が出てきます。今回、感染疑いが公表された方が、問題なく退院できるよう祈りたいですね。
※写真はイメージ 足成 http://www.ashinari.com/2008/11/23-010458.php から
※この記事はガジェ通ウェブライターの「松沢直樹」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?