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アップアップガールズ(仮)が昨日3 月26 日、東京・新宿ReNY にて初の全国47 都道府県ツアー「RUN!アプガRUN!ダッシュ」をスタートさせた。
アップアップガールズ(仮)その他の写真
昨年末に、ノンストップライブで全国6 公演を駆け抜けたアプガに与えられた次なる試練は、グループ史上最長となる全国47 都道府県ツアー。その幕開けとなる初日公演はチケットもソールドアウトを記録し、幸先のいいスタートとなった。
ライブは、先日リリースされたばかりのニューアルバム『サードアルバム(仮)』収録の新曲『美女の野獣』から激しくスタート。唯一無二でアプガ以外に踊る事は出来ないと言われる、野獣ダンスでオーディエンスを魅了したあとは、アプガの力強さを『全力!Pump Up!!』で見せつけ早くもフロアの熱気を上昇させた。
MC では佐藤綾乃が開口一番「新宿ReNY! 盛り上がってますかー!!」とファンを煽る。続く古川小夏も「皆さんが満員っていう最高のプレゼントをくれたので好き勝手暴れたいと思います!!」とテンションを上げ、挨拶もそこそこに『キラキラミライ』を歌唱。メンバーはさらにギアを上げて会場を大きく揺らした。
ライブ中盤ではツアーのために用意されたマッシュアップナンバー『夕立ち!虹色レインボー』が熱唱される。歌唱後、佐保明梨が「皆さんが見たことのない新しいアプガをいっぱいツアーでは見せていきたい。楽しみにしていてください!」と述べ大歓声に包まれた。
そしてここからはアプガの真骨頂でもあるノンストップライブに突入。『SAMURAI GIRLS(★STAR GUiTAR Remix)』や『UPPER ROCK(ScreeeeeeaMix)』といったリミックスを加えたメドレー形式で16 曲を歌い切ったメンバー。EDM を自らのサウンドのカラーとしているアプガだけに、ノンストップでアツく激しくパフォーマンスを繰り広げる彼女たちの姿は、まるでDJ パーティの斬新なライブアクトといった印象すら受けた。そして7 人はラストに『アッパーカット!』で拳を天に高く突き上げてライブ本編を終えた。
アンコールに応えて再びステージに姿を現したアプガは、疲れた様子を微塵も感じさせずに新曲『Up&Up!』を披露。ここで足の負傷でパフォーマンスをしばらく休んでいた仙石みなみから復活宣言がなされ、ファンからの温かい拍手に包まれる。ツアー初日に7 人でパフォーマンスできる喜びを語った仙石は「アプガの渦の中に入ると熱量が違う。皆さんの笑顔が見られてうれしいです。7 人でツアーを完走したいと思います!」と改めて感謝の言葉と決意を述べた。
さらにMC で佐藤から7 月5 日に東京・日比谷野外大音楽堂にてライブを開催することがアナウンスされ、ファンからの大歓声に包まれる。
自分たちでサプライズ報告した理由を佐藤は「今日の公演はソールドアウトで本当に感謝してます。でもツアーではガラガラの場所もあると思うんです。私たち、もっとがんばらなきゃダメだってことでこの報告は私たちの口から伝えなきゃって思いました。日比谷野音は3000 人も入るので息が止まりそう。でもやるからには絶対に成功させたい。大変なのはわかってるけど、武道館に立つ前に1 つずつステージを上がっていかないといけない。ここで止まるわけにはいかないんです! 単独ライブを野外でやるのは初めてですけど、日比谷野音はアプガのライブをやるにはもってこいの場所だと思います! 私たち、本当にがんばるので皆さん遊びに来てください!」と熱い思いを述べた。
佐保も感極まりながら「アプガと一緒に夢を見てくれる人たちが増えてきて、一緒に応援してくださる方も増えてきて、日本武道館という夢は私たちだけのものじゃなくなりました。この7 人で行けるところまで行きたいんですよ。どこまで行けるかわからないけど7 人で上を目指し続けて、限界を超えてこれからも進んでいきたいと思います」と溢れる気持ちを吐露した。
会場全体がツアーと日比谷野音に向けて1 つになったところでラストナンバー『Party! Party!』が届けられ、ツアー初日は幕を閉じた。