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【さつまいもLOVE】焼きいもが好きな方も、普段あまり焼きいもを食べない方にも、この時期の焼きいもは必食! なぜなら収穫時期の秋よりも、甘くてトロトロで美味しくなっているからです。もちろん、一般的に旬と呼ばれている9月~11月の掘りたてのさつまいももホクホクして美味しいのですが、この時期の方が甘味は圧倒的に増しているのです。今回は、秋に次いで“2度目の旬”と呼ばれる、この時期のさつまいもの美味しさの秘密に迫ります。
関東地方では、主にさつまいもの収穫時期は9月~11月。そこから3ヶ月ほど貯蔵することで、さつまいもはさらに美味しくなります。
そもそもさつまいもは秋に採れるもの、という印象ですが、近年では1年を通して、同じ産地・同じ品種のさつまいもをスーパーなどでも目にすることができます。その理由は、収穫後、キュアリングという蒸気処理の方法を施すことで、1年中美味しいさつまいもが出荷できるようになりました。その方法とは、温度が32度、湿度は90%の貯蔵庫に4日ほど寝かせるだけ。これで、収穫時についてしまった傷口が改善され、傷みにくくなり、長期保存が可能になります。
キュアリングしたさつまいもは、収穫から3~4か月経った頃に、水分が少しずつ抜けていき、糖分がギュッと凝縮されます。さつまいものデンプン質が糖化することで起きるこの現象が、さつまいもをグンと甘く美味しくしているのです。
さつまいもは本来、寒いところが苦手なので、冬のこの時期は傷みやすい環境だといえます。ですので、冷蔵庫に入れたり、寒い外に放置するなどの保存法は避けましょう。段ボール箱などに入れて、温かくしておくと長持ちします。
なかなか自宅でのキュアリングは難しいものですが、温かさを保った保存法により、自宅でも甘くて美味しいさつまいもを食べることができます。皆様も是非、この時期の甘くて美味しい焼きいもを食べてみてくださいね。
■鈴木絢子(すずき・あやこ) 1981年8月10日静岡県出身。美容家、「さつまいも親善協会」会長。学生時代から美容ライターとして活動し、現在は美容コンサルティング会社を経営。2014年11月より、女性の活動支援とライター養成を目的とした「beausライタースクール」を開校。化粧品やサプリメントのプロデュースのほか、メンズ美容やダイエットの指導も行う。著書「朝さつまいもダイエット」絶賛発売中。「さつまいも親善協会」HP(http://satsuma-imo.com/)も要チェックだ。2015/3/6 16:56 更新